2018年6月24日日曜日

経済ニュース:テスラが大規模リストラ

SNSなんかを見ていると、欧米の会社は素晴らしくて、日本の会社はダメであるという意見を多数見かける。研究業界についても同様の意見を見かける。

しかし、どこかに楽園があるわけではなく、それぞれの国のスタイルには、長所もあれば短所もあるのではないかと思う。

こういうニュースをみるとよく思う。

Tesla、社員9%をレイオフ
https://jp.techcrunch.com/2018/06/13/2018-06-12-tesla-lays-off-roughly-nine-percent-of-workforce/

テスラは、米国の電気自動車やソーラーパネルで有名なシリコンバレーにある会社である。自動運転の分野でもよく目にする会社である。

また、CEOのイーロン・マスクは、天才起業家としても名高く、オンライン決済のPayPalや宇宙事業のスペースXなどを立ち上げているので、メディアにもしばしば登場する。

こういう話だけ聞くと素晴らしいが、実際にはテスラは9%の従業員をレイオフ(解雇)するとのことである。リストラよりもこちらの言葉を使うらしい(リストラって再生、再構築の意味だし、日本の使い方がなんかおかしいのかもしれない。)。レイオフの場合、一応は「一時的な解雇」らしいのだが、その保証はないだろう。

新しい分野で外資というと高給取りで華々しいイメージだけが先行するけれど、実際にはそんなに甘くはないものであると感じるニュースである。

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