研究にせよ、一般的な仕事にせよ、成果が挙がるに越したことはない。学生に限らず、自分の同年代、そしてもっと上の人たちを見てきて思うことがある。
できる方法を考える人とできない言い訳を考える人
この2通りに分かれる。いうまでもなく、前者は成果が上がり、後者は成果が上がらない。
何かを始めようとするときに、「○○だからできません」とすぐに言う人が結構いる。昨今はブラック企業の問題もあり、私も徹夜などをして働いて仕事をために体を壊すなんて、ナンセンスだと思っている。私自身も必ず9時〜10時に寝るという生活を送っている。体を壊してまで勉強、研究や仕事をする必要なんてないので。
しかしながら、「もっと成果が挙がるにはどうしたらよいのだろうか?」ということを常に考えている。労働時間を増やすのではなく、どうしたら効率的に研究や教育の成果が挙がるだろうかということをずっと考えている。
もちろんすぐに良いアイデアが思いつくわけではなく、常に悩んで勉強しながら試行錯誤でいろいろなアイデアを試している。
これまでの人生を振り返ると、「○○だからできません」とすぐに言う人は、考えるのが面倒であり、試行錯誤するのが面倒であるという人が多い。
そして、できない言い訳をたくさん考えるのが特徴的である。そんな言い訳を必死に考える暇があったら、より良いシステム作りに頭と時間を使えばいいのに、と思う。
しかしながら、こういう言い訳に頭や時間を使うことは決して楽しいことではない。もちろん仕事もはかどらない。このため、安易に「○○はできません」という人は、どんどん元気がなくなっていく。自分を大事にするために、○○はできないと言っているのかもしれないが、実は精神衛生上あまりよろしくないのではないかと思っている。
これらのことから、時間や体力などに無理がない限り、「とりあえずやってみる」「まずはチャレンジしてみる」ことをお勧めしている。何事も始める前が一番憂鬱であり、始めてしまえば、そんなに悩むほどのことではなかったことに気づく。そして、「なんで早く始めなかったのだろう」と口惜しく思うことも多い。
このように、自分を大事にしたいと思ったら、できない言い訳に頭を使わずに、少しでもいいのでできる方法を考えると良いと思う。自戒でもあるが、チャレンジした者が勝つのはどの世界でも一緒だと思う。
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