2017年12月3日日曜日

藻類バイオの領域公開シンポジウム 事後報告no.2

前回の続き、藻類バイオの領域公開シンポジウム 事後報告no.2である。


発表はさきがけの成果は簡単に紹介しただけで、その後の展開に焦点をおいて行った。

その後の展開は、本当にいろいろあった。激動すぎて正直なんか信じられない。大変ではあったけれど、よいこともたくさんあった。

大きな出来事の1つといえば、何と言っても明治大学に専任講師として着任したことである。農学部農芸化学科に環境バイオテクノロジー研究室を立ち上げることができた。それまでは理化学研究所にいたので、大学とは異なり教育ではなく研究が主目的であった(とはいえ、理化学研究所でも研究だけやっていればいいというわけではなく、広報的な仕事もいっぱいあった。その話はまたいつかどこかの機会で)。

明治大学では研究もさることながら教育に重点が置かれている。自分の名前で論文を発表していればいいわけではなく、学生にも研究発表・論文発表の機会を作らなければいけない。
ということで、各学生に対して個別のテーマを設定する必要がある。

現在ちょうど20人(修士3名、学部生17人)で、このくらい人数が増えたらどうなるのかと思っていたけれど、正直手が足りない。そして、学生たちが自分たちでテーマを作っていくようになったので、広がる一方になるのをむしろ止めないといけないくらいである。こんなことになるとは全く思っていなかった。嬉しい限りである。

そして、人ベースの研究計画とその成果をスライドで1枚ずつ発表していった。M1の学生が筆頭論文やポスター賞を取り、B4の学生まで論文を出しまくっているのには、さすがに驚いてくれたようであった。研究室みんなの努力の賜物である。

最後の章では、環境バイオテクノロジー研究室で本格的に始めた代謝酵素の生化学の結果を発表した。代謝といえば、前のグループはメタボロームの研究室だったし、代謝モデリングの先生と共同プロジェクトを進めている。

ところが、代謝酵素の生化学をやってみると、実は新しいことがどんどんわかり、最新の代謝研究に必須であることがわかってきた。そんな代謝酵素の生化学の重要性を訴えてきた。

夜は意見交換会。研究総括からアドバイザーの先生、CREST、さきがけのメンバー。本当にすごい人たちばかりである。情報の濃さがすごい。このメンバーに加われるだけで本当に光栄なのである。一回そういうメンバーに入ると、さらにそこから共同研究が生まれるし、すごく良い循環が生まれる。

そういう意味で、さきがけの研究総括・アドバイザーの先生方には本当に人生を変えていただいたと感謝している。領域会議はすごい大変だったけれど💦。

今年度で藻類バイオ領域のCREST・さきがけが終了なので本当に残念である・・・。ぜひとも後継プロジェクトが走って欲しいと、切に願っている。

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