私の所属学会および環境バイオテクノロジー研究室で主に参加している学会は以下の通りである。
日本生物工学会
日本農芸化学学会
日本植物生理学会
日本植物学会
日本化学会
このような学会は、1年に一回年会・大会が開催される。3月と9月に開催されることが多い。大学関係者が多いので、前期・後期の間に開催されるということである(ということで教員は講義や実習がなくても休めるわけではない・・・)。
また、大きい学会では、関東支部・代謝部会など、地区やテーマによってさらに分かれていて、別途研究会などを開催している。大きすぎる学会だとなかなか目的の研究発表を聞けなかったり、話したい人に会えなかったりするので、小さい研究会も大事である。
この他にユーグレナ研究会、バイオインダストリー協会、NPO法人地球環境カレッジなどに所属している。また、所属学会の関連集会にも参加する。学会には所属していなくても、興味のある研究会に参加している。
上記の学会にすべて参加して発表をするかというとそんなことはない。研究発表の場は上記の以外にもたくさんあり、例えば科学技術振興機構の予算であるALCAや科研費などの予算を交付して頂いている関係で、これらの予算関連の発表や会議がある。
また、個別に他の大学や研究機関、企業との研究打ち合わせが入る。外部の人たちと接する機会は様々なのである。
学会で発表するのは非常に緊張するが、成長するためにはとても良い機会であると思う。人前で発表するのが嫌な人もたくさんいると思うが、社会人になるとトーク力・プレゼン力・質疑応答能力などは欠かすことはできない。
学会発表で失敗しても、学生ならば別に影響はない。いろいろな考え方があると思うが、学会は学生を育てる場でもあるはずなので、失敗を恐れずぜひ挑戦して欲しいと考えている。
学会発表は決して大変なばかりではなく、学会がなければなかなかいかないような場所にも行けたりする。今年度は夏に北海道帯広市で開催されたユーグレナ研究会に参加した。帯広は豚丼で有名だけれど、行ったのは初めてであった。ユーグレナ研究会では、環境バイオテクノロジー研究室のM1の冨田さんがポスター賞を受賞した。
ポスター賞がかかるということで、本人はなかなか眠れないくらい緊張したとのことであるけれど、このように名誉ある賞をいただき、明治大学ホームページからも紹介された。
【農芸化学専攻】ユーグレナ研究会第33回研究集会において、農学研究科農芸化学専攻1年の冨田結芙子さんが若手優秀発表賞を受賞
帯広ではジンギスカンなど美味しいものを食べ、また、いろいろな大学の先生や学生とも交流することができた。いうまでもないけれど、このような交流こそが学会においてもっとも大事なことである。今後の共同研究や組織づくりについてなどを話すことになる。学生にとっては発表そのものが本番であるのだけれど、教員にとっては発表後のまだ公表できない話こそが本番であるとも言える。
その時は無我夢中で大変だったと思うが、本人が気づかないうちに成長を遂げていることは間違いないと思う。教員としては、旅費となる研究費を取ってくるのが結構大変なのだけれど💦
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