鶴岡への出張の話。
山形県鶴岡市は、メタボロームの拠点として知られている。慶應大学や理研が中心となった代謝産物を一斉に測定するメタボローム技術を開発し、それをもとにベンチャーが作られた。鶴岡サイエンスパークという場所に拠点がある。
ヒューマンメタボロームテクノロジーズ(HMT)は、鶴岡発の上場企業で、現在も鶴岡市唯一の上場企業とのことである。
他にも蜘蛛の糸タンパク質で知られるSpiberや、腸内細菌の解析を行うメタジェンなど、バイオテクロノジーをベースにした起業が盛んな都市である。
ついでにシアノロジーチャンネルの方で、動画も作ってみた。
地方といえば不景気な話ばかりの昨今において、かなりすごい話ではないかと思う。
やはり新しいテクノロジーを引っ張ってこないと、競争することは難しい。口で言うのは簡単だけれど、本当に実現した素晴らしい話だと思う。
話を聞いたところ、この鶴岡サイエンスパークで、鶴岡市の労働人口の1%とのことである。ブランド力の向上などを考えると、数字以上の効果だと思う。
こうした街づくりは、他の都市も狙ってはいるのだろうけれど、そう簡単ではない。でも、日本の地方都市発展のためには、こういうケースがどんどん生まれてほしいと思っている。
鶴岡市は何を食べても美味しい・・
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