昨日も書いたけれど、現場の研究開発があっという間に搾取されてしまうことがある。
自分は今、バイオでの研究技術開発に従事している。自分たちや他の大学と一緒に研究をしているのはもちろんのこと、毎週毎週いろいろな事業会社と話をして新しい方向性を議論している。
こうして現場では、頭を抱えながら研究開発をしている。
しかし、世の中を見ていると、全然研究開発もしていないのに、SDGsとかディープテックとか環境問題とかを掲げている人たちがたくさんいる。
もはやそういう言葉を掲げない会社のHPの方が少ないかもしれない。
いうまでもなく、みんながそんな環境問題や社会課題に取り組んでいるはずもない。
単に流れに乗って看板を掲げ、最終的にはお金を得ようとしているだけである。
どんなに投資やサポート?をしたって、最終的には現場の研究開発や生産が発展しなければ、環境問題は解決しない。しかし、そういうところの人にはお金が行き届かない。
なぜか上の方で宣言だけしているような人たちが、いいことをした気分になって、報酬もさらっていってしまうことがある。
こうした仕組みを是正し、研究開発などに従事する人たちの報酬がアップするような仕組みを考えている。これらが起業を目指すモチベーションでもある。
外部にはなかなか言えないのだけれど、研究成果のマネタイズ方法もだんだんわかってきた。こうした方法を周りに伝授できれば、研究成果に対する対価を得られるようになると思う。
少しずつだけれど、最近だいぶ進んできた。研究開発に携わる人が搾取されないようなシステムを作りたい。
ちなみにブログで稼ぐのはほぼ無理です。。。
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