2020年5月7日木曜日

イギリスでコロナの死者が3万人近くに。

昨日のNHKウェブニュース。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200506/k10012418921000.html

イギリスでのコロナウイルス の死者が、2万9千人以上になったとのことである。近日中に3万人を越えてしまいそうな状況である。


こうした欧米の先進国がこのような事態になることは、予想できなかったと思う。

医療の整っていない途上国では死者が増えると思われていたが、先進国の人たちは、まさか自分たちがこのような被害に合うとは思っていなかったのではないだろうか。

東京のオリンピックが延期になりそうな時に、ロンドンでオリンピックをなんて言葉があったが、今となってはブラックジョークにもほどがある状況である。英国流の皮肉とも言える。この言葉が、当時の楽観を如実に示していると思う。

それにしても、イギリスなどの欧米のやることなどを絶対視して、ヨーロッパでは・・」、「イギリスの場合は・・」、「これだから日本人は」などの発言はよく見かける。まあ、海外に行った自分の方が幸せだと思いたいのだろう。

しかし、今回の件でわかったことは、とにかくどこにも楽園はないということではないかと思う。海外が合う人もいるので、そのような人は移住すれば良いと思うが、そうではなく、単に現状が苦しく、そこから逃げ出そうとする場合には、移住は本当にやめた方がいい(旅行ならいいが)。

日本だろうか海外だろうが、そうした夢で移民し、あとで取り返しのつかないことになっている例は、歴史上いくらでもある。しかし、それでも夢を見てしまうのが人ではないかと思う。

こうした夢を見ないためにも若いうちに短い期間海外に行っておくのは大事かもしれない。

自分も大学生の時に1ヶ月半くらいイギリス(といってもスコットランド)にいたが、「・・・うーん、なんか時代が遅れているような・・」というのが感想だった。テレビの内容も電化製品もすごく遅れていて、これなら日本の方が良いのではという感想を得た。

今回はたまたま日本での死者が少なく、それを指標に日本が素晴らしいとは言えない。しかし、自分に合う国で生活を送ることは本当に大事で、人生を決定づけてしまう。安易な夢の国への憧れは、こうしたニュースから無くしておくべきだと思っている。



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