2019年4月11日木曜日

実験ガイダンス終了。危険なものを扱うプロに。

昨日から授業がスタート。環境分析実験はほとんどの2年生が受講する実習である。。

昨日はガイダンスなので、各先生のプリントを配ったり、前の学期のレポートを返却したり、安全講習のビデオを見たりしていた。

一学年全部が受講するので、プリントを配るだけでも大変。レポートの返却は自分のものを探すので、レポートの返却を合わせて行おうとするとそれだけで20分以上かかってしまったりする。ということで、途中で切り替えて、レポートは帰りに取ってもらうことに。大人数が受講するものは、こういう配慮も大変である。

実験では何と言っても安全が第一。昨日A先生がおっしゃっていた「危険なものを避けるのではなく、危険なものと認識して、きちんと取り扱えるのがプロフェッショナル」がとても心に残った。

仕事をしていけば、薬品、機械など、人身事故につながるような危険な作業もある。こういうのをきちんと認識した上で取り扱えるのは確かにプロだと思う。

前に所属していた研究所では、某研究員が勝手にフッ酸(フッ化水素、HF)を購入して足元に置いていたということがあった。半導体などの製造に用いられる薬品である。

フッ酸は、触ると死ぬと言ってもいい薬品である。指などが壊死してしまう薬品で、事故もいっぱいおこっている。こんなものがふと足元に置かれており、大騒ぎになって業者に引き取ってもらった。少し使ったみたいなので、使ったと思われる場所を徹底的に掃除をするということもあった。

さすがに学生実習ではここまで危ないものは使わないが、電気泳動などの一般的なものでも高電圧ではある。どこに危険が潜んでいるかわからない。タンパク質の電気泳動で使うSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)は、強い界面活性剤で吸い込むと肺や気管支を痛めるので、粉を定量する時はマスクをすることが基本である(実習では溶液になっているけれど)。

こういう危険を認識することはとても大事なので、安全に知識と技能を身につけてほしいと思っている。

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