今年は明治大学に来て4年目になった。早いもので、研究室には4期生が入ってきて、M2~B3までの4学年が研究室に所属している。時の流れは恐ろしい。。
授業も4年目に入り、新規の授業がなかった初めての年になった。このためだいぶ落ち着いてきた。
研究室の学生たちはみんなよく頑張っていて、研究も就活も結果としてはうまくいっている。
「結果としては」とはなにかというと、もちろんそれぞれいろいろ悩みを抱えたり、たいへんな苦労をしていると思う。なので、簡単に「うまくいっています」というのは、やや憚れる気がする。
それでも、結果としてはみんな本当にうまくいっていると思う。今年度卒業予定のM2は全員筆頭著者論文が2本以上ある。これはすごいことだと思う。また、M2, B4の就職内定先も有名企業や時代のニーズに合った企業への内定、難関試験を突破など、みんなすごいなあとこちらが感心するばかりである。これまで研究室を運営してきて、内定が取れなかった学生は一人もいないので、先生としてもとても助かるところである。。みんな優秀でありがとう。。
また、何と言っても今年の大きな出来事は、ALCAの実用技術化プロジェクトへの移行が認められたことである。
https://environbiotechnology.blogspot.com/2018/11/jst-alca.html
これによって、来年度は研究費が増額され、ポスドクやテクスタの雇用も継続されることが決定した。いや、これほんと人の人生にそれなりに影響を与えるできごとである。かなりのプレッシャーがあったが、本当に良かった。そのおかげで、夏休みはぼーっとしてしまったが。。
ALCAの研究課題一覧
今年の論文リストは、
Takeya et al. (2018) Plant Cell Physiol.
Arisaka et al. (2018) J. Biosci. Bioeng.
Takeya et al. (2018) Front. Plant Sci.
Ito et al. (2018) Plant Cell Physiol.
Tomita et al. (2018) Algal Res.
Katayama et al. (2018) Adv. Exp. Med. Biol.
一番上の論文はアクセプトが去年だったので、今年のアクセプトは、著書を含めて5報。筆頭は全部M2、M1、B4である。みんな素晴らしい。。
リバイス中や再投稿中、追加実験して再投稿予定が、、、6つだろうか。ツイッターにも書いたけれど、追加実験がない論文なんてほとんどないので、通常業務として焦らずにやってほしい。
論文の他にもポスター賞が2件あったし、みんなよく頑張ってくれた。目標を高く設定しているので、とても大変かもしれないけれど、目標を高く設定しなければあまり成長はしないと思う。心身の健康と安全には十分配慮しながら、継続的に頑張ってほしいと思っている。
あと、今年何かあったかなと考えたら・・・そうだ10月に准教授になった。それもそういえば大きい出来事かもしれない。実質的には本当になにも変わらないのだけれど、講師と准教授だと聞こえが違う。まあ、それくらいだけれど・・。
大きな怪我や病気もなく過ごせた2018年。大変ではあったけれど、振り返ればすごくいい年だったと思う。でも、研究の世界は、努力を継続的にしないとすぐに落ちていく競争の世界。来年も頑張って研究をせねば。。
ということで、本年も大変お世話になりました。ブログを初めて1年が過ぎましたが、お読みくださりありがとうございます。トピックはかなり適当な雑談ですが、今後もたまに読んでいただけると幸いです。
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