大学の研究職を目指す場合、かなり長い間任期付の身分になる。任期付き時には、年俸制の場合が多い。
年俸制とは、すなわち年収が決まっていて、それを12で割った給与を毎月もらえるというものである。
平たく言うと、ボーナスがないことである。。
年棒が高ければよいが、そんなに高くない場合も多い。なので、アカデミックに進むと、一般的にはあまり待遇がよくないと思う。
ところで、こういう状況なので、ボーナスについて話すことは結構難しい。ボーナスをもらっていない人からすれば、ボーナスの話をされるのは、気分がよくないことだと思う。自分も35歳まで任期付きだった。それまではボーナスというものをもらったことがなかったし、退職金 もなかった。
TLを眺めていると、ボーナスの話をすると文句を言っている人もいる。日本人には「お金の話をするのは汚いこと」と公言する人も多い。自慢するのはよくないということでもある。
ところが、文句を言っているような人でも、民間などに転職してボーナスをもらえるようになると、途端にボーナスを話を堂々とするようになったりする。場合によっては、アカデミックの人たちに向けてわざと自慢気に発言しているような人もいるように思える。
ということで、苦しい苦しいと言っても、いざ自分の待遇が良くなると途端に自慢しだす人もいる。30代もおわりであるが、(自分もふくめてだが)、やはり失礼の基準なんて適当なものだなと感じることが多い。
なので、人から「発言が失礼だ」とか「そんなことをいうべきではない」とか言われてもあまり気にしないほうが良いと思っている(←別にそんなことを言われてブログを書いているわけではない)。
必要以上に人の目を気にしてしまう人も多いが、自分の都合で失礼とか失礼でないとかを決める人も多々いるので、攻撃的になる必要はないが、自分の進む道を気にせず進んだ方が、楽しい人生になるのではないかと思っている。
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