2018年2月3日土曜日

【重要】卒論・修論チェックリストNo.3

卒論・修論のチェックリスト No.3は考察・議論(ディスカッション)から。

□チェック10 考察:結果の繰り返しになっていないか
これは論文の書き方などでも書いたが、最重要項目である。

考察に何を書いていいかわからない、勉強が足りないと、ひたすら結果を繰り返すことになる。そして、「次はこんな解析をしようと思っている」という次回の実験予定を書いて終わりになる。

自分の結果が、国内外の研究と比べてどうなのか、他の生物と比較してどうなのかなどは悩んでも苦しんでも調べなければ書くことはできない。

あまりにも調べることが膨大すぎて難しいのだが、1つ1つ検索して、「自分の結果の位置づけ」を書いていく。

このような考察をすれば、当然引用がたくさんつくはずである。もしあまり引用がないようだったら、あまり調べておらず、結果を繰り返していることが多い。

□チェック11 参考文献:自分でフォーマットを統一する。後でまとめて書くは厳禁。
こちらも多いが、参考文献をみるとフォーマットがバラバラだったりする。自分で、すべてチェックして直す。特に、

i. ファーストネームとファミリーネームの順番を統一
ii. .や,の後ろに半角スペース
iii. 年や号、ページなどの順番を統一
iv. ジャーナルの略称は自分で決めたはいけない。
v. 題名を書くときにイタリックや下付き・上付きなどの文字がきちんと書かれているか

などを自分で直す。ここでもそうだけれど、書くのは自分であって、「誰かに直してもらう」つもりだと、どんなに優秀な人が書いても見るに堪えない文章となる(教員も同じ)。

とりあえず、チェック項目は11個に。例によって、次の記事では簡易版を書きます。

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