論文がアクセプトになると、その後に色々な作業がある。
大事なものの1つが、プルーフ(Proof)である。これは最終校正のことである。
論文のやり取りはWordファイルなどに行うが、雑誌に掲載される時にはその雑誌ごとのフォーマットにある。編集部がフォーマットを直すとともに、英文などを直す。それを著者が確認する作業である。
ここで間違えると、のちには修正(correction)を出さなければいけないので大変な作業となってしまう。
本来、査読の過程でも見つからなかった英文のミスなどを直してくれるのだけれど・・・・直すどころか、プルーフの過程で間違えが挿入されることが多くなっている。
前も図がなくなっていたりしたが、今も2本分の論文がプルーフで止まっている。途中の文章がごっそりなくなっていたり、こちらの指示が伝わらなかったり。とにかくプロの仕事ではない感じである。
雑誌を発行している会社は大きいけれど、プルーフ自体は外注していると思われる。とにかくそのクオリティが低い。
受注している会社からすると、間違いがあろうがなかろうがビジネス的には変わらないのだろうけれど、著者としてはこの段階でもう1度神経を使わなけばいけないので大変である。
論文のジャーナルビジネスは本当に酷い。掲載費用も信じられないくらい上がっている。そろそろ論文をたくさん書くという研究モデルから脱却することが必要かもしれない。
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