来週は科研費の新学術領域「新光合成」の領域会議。
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今年が最終年度。あっという間に終わりを迎える。
光合成の本当のトップの方々の領域。申請書のレベルの高さは本当に勉強になった。自分は領域内にある7つのチームの1つに分担として加えていただいた。大阪大学-明治大学チームである。
光合成というものは、植物科学のど真ん中であるかと思いきや、実は昨今研究の数はそれほど多くない。
10年くらい前に自分がポスドクに時代に、植物と名のつくカンファレンスに参加したのだけれど、50演題くらいのポスターがあったが、光合成活性を測定しているポスターが1つもなくて衝撃を受けたことがある。
光合成は物理化学反応だったり、非常に詳細な構造の話になり、専門外の人にはかなり難解な学問になっている。植物系の研究者でも、「光合成はわからない」は口癖のようなものである。自分も専門家を前にすれば、完全に素人である。
ということで、植物科学の中でも光合成は難しすぎて立ち位置が微妙であった。しかし、このような新学術領域が立ち上がることで、光合成研究者が一同に介す機会ができた。諸先生方には本当に感謝である。終わってしまうのはとても残念・・。
領域会議では自分の発表もある。世界最高レベルの先生方の前なので気が抜けない。こうして、大学のイベントが終わって息をつく暇もなく、仕事がやってくる。でも、これが終わると、ちょっと休めるかもしれない。。論文はまだまだ終わらないが。。
地球上で最も大事な化学反応、光合成。。でも、光合成は難しい。
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