2020年7月21日火曜日

コロナと株式投資。どちらも予測できる?

コロナの感染者数が増えてきた。

誰だって、今後の感染者数が知りたい。毎日グラフを眺めている人も多いと思う。

コロナの感染者が今後どうなるかについて、いろいろな人が意見を述べている。

K値という指標もあるらしい。

どのように算出するのか見ていないが、見る必要もないと思っている。

なぜなら簡単で、集団感染なんて超絶複雑な現象を、少数のパラメータで予測できるわけないからである。

なので、コロナの数を予測できると言っている人は、絶対に信頼しない方が良い。

株式投資でも同じ。会社の株価は、会社の業績、さらに世の中のムードなど極めて複雑なパラメータに左右される。予測をしたいところだが、そんなことはできない。現に、コロナ騒ぎで乱高下したことだろう。経験則として見ても、予想をしている人は、当たった時だけ声高に当たったと述べているだけである。




じゃあ、予測しない方がよいのかというとそうではない。ある程度の予測をした上で、最悪のケースを想定し、その対策を講じることである。

なので、西浦教授のように予測のあと、最悪のケースを想定し、対策を提案するのが正しいと思う。なんと、素晴らしい選択をしていたのが、この日本である。そのあと、なぜ叩かれたのか理解できないが。

株式投資についても同じで、最悪の場合を想定し、それでも問題ない方法を取れば、大抵の場合は稼げる。変な予想に引っかかる人は、あっという間にカモにされる。

こうした混乱期には変な予想屋が現れる。しかも、願望で甘い予想は信じてしまいたくなるが、残念ながら、あまりにも複雑な現象を正確に予測することは不可能である。

正確に予測することは不可能であることを認識した上で、それに対する対策を講じることが大事である。株式投資ではわかっていたのだけれど、今回のコロナ騒動でとても似ているなと感じた。

勉強すると、詐欺に引っかかる確率が下がると思う。これも通説に感じた。



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