2019年10月28日月曜日

科研費提出完了。文章作成で最後に残るのは・・

本日は科研費の学内締め切り。午前中に提出を完了した。

それにして、何度も見たはずなのに、最後の最後まで気になるところがある。

最後まで修正が残る部分といえば、なんと言っても表記ゆれである。



表記ゆれとは、文字通り、表記がゆれることを意味し、すなわち1つの文章の中で複数の表現が意図せずに出てきてしまうことである。

例えば、「転写制御」という言葉を、「転写制御」、「発現制御」、「転写調節」、「転写の制御」、「mRNA量の制御」・・・などと意図せずに同じ意味で使ってしまうことである。

他にも、「・・・がわかった。」と「・・・が分かった」が混在するなどが典型的な表記ゆれである。

内容と関係ないと思うかもしれないが、読み手はなぜ表現を使い分けているのだろうか?意味があるのだろうか?と考えてしまう。これによって、文章が読みにくくなってしまう、伝わりにくくなってしまうのである。

また、科学の文章は、文章が解釈によって異なる伝わり方をしてしまわないようにしなければならない。表記ゆれは解釈の余地を作ってしまうという点でも避けなければならない。

最後の最後まで表記ゆれが残っていたので、これを削除。多分もうないと思う・・・。

何度見ても残っているので、最初に書き上げたバージョンなんて人に見せられるものではない。締め切りギリギリで書き上げて良いものができるはずはないと思う。

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