昨日は、連休明けの学生実習をこなす。実習の名前は、「環境分析実験」。主に農芸化学科の2年生が受講する実習である。
この実験では、フィコシアニンという天然色素タンパク質を扱っている。これはシアノバクテリアから取られる食用色素で綺麗な青色をしている。
タンパク質なので汎用的な実験に使え、しかももともと色が付いているので実験にも使いやすい。1年生の「環境化学実験」でも使っている。
実習では、
タンパク質の硫安沈殿
BCAによるタンパク質定量
SDS-PAGE
ウエスタンブロッティング
を行なっている。
ウエスタンブロッティングは、メンブレンに移して終了である。そのあとの抗体のプロセスは、時間がかかるし、抗体を入れて振盪しているだけなので。メンブレンに移しただけでは通常タンパク質は検出できないが、フィコシアニンは色がついているので、フィコシアニンだけは見えるという優れものである。。
昨日は久しぶりの実験だったので、前回やった硫安沈殿やBCAタンパク質定量を忘れてしまっていたようだった。。こちらも1クラス目のタームなので、間違いやすいところの注意が足りず、色々大変だった。
それでも色々と鋭い質問や、タンパク質量で泳動量を合わせる意義を考えてもらうなど、しっかり学んだように見えた。
2年生はこれからいよいよ大変になるけれど、レポートの山に負けずに継続的に続けて欲しい。。
こちらもいよいよ忙しくなる。喘息が出てしまい、昨日から薬を飲み始める。。早く治したい。。
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