2023年11月25日土曜日

Xで議論するのが嫌いな理由 No.2

昨日の続き


MDPIや国内の学術誌についての話題。



「MDPIの論文めちゃくちゃ読むし、何を持ってレベルが低いと言っているのか、いまいちわからない。申し訳ないけれど、国内の学会誌の方が読まない(論文数が少ない、検索にひっかからない)。」


というのが過去のポスト(ツイート)。


賛否はあれ、結局MDPIの論文はとても重宝している。


そして、こうした発言をXでするのだけれど、議論するのが嫌いな理由はなぜかといえば、誤解を生むからである。そして、誤解をベースにした感想や議論をしようとするからである。


何が誤解かというと、上のポストは「論文を読む場合」の話が書いてある。つまり、自分はMDPIの論文をたくさん読み、国内雑誌の論文は相対的に読むのが少ないと書いてある。


ところがここから想像を膨らませてしまい、

MDPIに論文を発表すべき、国内雑誌には論文を発表しない方がよい

と、「論文を書く場合」の意見にすり替わってしまうことが多い。


まあ、そう思ってしまうのも仕方がないけれど。でも、自分が論文を書いて投稿する場合のことは書いていない。


実際に自分がどうしているかというと、

MDPIには論文を発表したことがなく、一方で、国内雑誌には平均すると2年に1度は発表している。

ということで、読み手の時と書き手の時は全然違うのである。


なのだけれど、ポストを見ると当然そんな区別が厳密にされるわけでなく、


例えば


この発言の人(この場合自分)は、MDPIに論文を発表すべきで、国内雑誌には論文を発表しない方がよいと考えているようだけれど、自分は賛成しない・・・


というリプライを受ける流れになってしまう(そんなリプライを受けたわけではなく、例えばの話)。


なので、前提が違う議論はできず、議論をしても発散するばかり。いや、そうじゃなくてと議論の前提を説明するだけでも相当な苦労をすることになってしまう(このブログの文章量くらい必要になる)。


だけれど、SNS上の人に対し、そんなに時間や労力を使うこともできない。


ということで、Xでは基本的には議論をしないことにしている。


SNSというのは便利ツールだけれど、やはり使い方が重要だと思っている。




起業にはSNSは必須。本当にありがたい・・・

↓1日1クリックのご協力をお願いします!!!

大学教育ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿