2023年11月24日金曜日

Xで議論するのが嫌いな理由 No.1

この間もいろんなツイート(Xの場合はポスト)をしていた。

よく話題になるのが、研究者が投稿する雑誌の話。


最近ではオープンアクセス誌の登場で、掲載料が高騰するとともに、あらゆる分野を網羅するメガジャーナルが登場。査読が甘いのではないか?といった賛否とともに常に議論になっている。


MDPIという出版社は、広範な分野に広がる雑誌を大量に出していて、批判も多い。それで、出版社をまとめてハゲタカジャーナルではないか?という議論が世界中で起こっている。




ただ、実感として上の通りで、特に論文検索の仕事をしていると、めちゃくちゃMDPIの論文が役に立つ。


一方、国内の学会誌に触れる機会は少ない。


理由は簡単で、

1. 関連する論文数が少ない

2. (費用を払わないと)会員のみアクセスできるようになっていることが多い

3. クオリティがあまり高くない

からである。クオリティは高いはず!と言いたいところだけれど、残念ながら良いデータが出たら、国外の有名なジャーナルに投稿するのが現状。国内の雑誌にすごいデータを載せ続ける研究者は、ごくごくたまにいたけれど、過去の話になってしまった。


一方、MDPIの論文を読むと、別に他の雑誌と変わらない。むしろ国内雑誌の方が内容が薄いと感じてしまうことが多い。


ということで、上のような発言をすることになる。


で、何が起こるかというと、Xでは誤解を生むことになる。


No.2に続く。



国内雑誌は査読が厳しすぎて伸びなかった・・・

↓1日1クリックのご協力をお願いします!!!

大学教育ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿