2021年3月12日金曜日

3.11の記憶と応用研究へ

昨日が東日本大震災からちょうど10年。もう10年かという気持ち。


当時はちょうど理化学研究所にいた。横浜。


すごい揺れだったものの、建物は新しかったし、直接的な被害はなかった。


車に乗せてもらい帰宅。保育園にいた子供が心配だったが、建物もしっかりしていたので、特に問題はなかった。


とはいえ、そこからテレビで大きな被害であったことを知る。そして、安全と言われていた原発がそうでなかったことも明らかになった。


このころから応用研究への想いが一層強くなる。


もともと応用にシフトして、光合成を利用した物質・エネルギーの生産に取り組み始めたところだったが、地震と原発で尚更応用研究に取り組もうと思った。


それから10年。やはり研究は時間がかかる。


今年にはものが世の中に出せるだろうか。少し目処が立ってはきたが、やはり思ったよりも手強い。それが応用研究、社会実装ではないかと思う。


それでも明治大学に着任したことは大正解。若い力とともに強力に研究を推進できている。忙しいけれど、大学で研究できないということは、全くあてはらまない。いや、忙しいが・・(2回目)。


まだまだ頑張り続け、バイオの力を使ったものづくりができるように研究を続けていきたい。あっという間の10年。まだまだチャレンジは続く。







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