2021年1月19日火曜日

採点&添削シーズン。

論文のリバイスも作成中。この記事が配信される頃には投稿まで行っているだろうか。仕事の入り具合によって、微妙かもしれない。


このシーズンは、なんと言っても採点と添削の時期。


期末テストがなくなったので、一足早く期末レポートの採点中。他の業務で少し止まっている。1/3くらいだろうか。まだまだ時間はかかる。


他には、修論や卒論発表会の要旨の添削。今年はタスクが少なめだが、それでもこれからが大変なことだろう。


文章の添削は、本当にキリがない。


読点や助詞、主語と述語の対応など、そんなの当たり前にできているはずと思っていることが、実はできていない。


これは学生に限ったことではなく、自分のような教員でも1回目に内容を考えて書いた原稿は、文法な語がめちゃくちゃになっている。何度も推敲することで、だんだんに直っていくのである。それでも、後で見ると間違っていることも多々ある。


大事なことは、間違っていることに気づく実力があるかどうかである。


そう、日本語の文章なんて書けて当然、自分は国語の点数はよかったから大丈夫、なんて思ってしまうのがよくあるケースである。日常では意味が通じればよいので、主語と述語の対応なんて真面目に考えるケースは少ない。特に日本語は、話し言葉では主語を抜かすことが多い。そのまま書くと、主語が抜けているケースがとても多いのである。


ということで、添削にはすごく時間がかかる。当たり前だけれど、添削依頼が遅れると添削も遅れる。時間切れで提出することになる。


文章作成は、とにかくできていないことを認識することが出発点。大人になると、どんどん注意してもらえなくなっていくので、学生のうちにどれくらい力を伸ばせるかが鍵である。






自分の実力を正確に把握できるかが大事。。祈っても文章は上手にはならない。。

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