論文のリバイスを進めている。年末に時間をかけてリバイスコメントを終え、今週追加実験が終わった。現在英文校閲にかけているところである。
さらっと「年末に時間をかけて」と述べたが、もちろん簡単な仕事ではない。
今回は3人のレビューアー(査読者、審査する人)。コメントがそれはまあたくさん書いてあった。多い人はQ.20くらいあった。リバイスでは、それに1つ1つ答えていく。
毎回そうだけれど、山のような量のリバイスコメントを見ると、「もう無理・・疲れた・・」と思う。若かりし頃はそれは絶望したものだった。
しかし、慣れてくると、「意外に1つずつこなしていくと、そうでもない」と気づく。一歩一歩進めていけばいつかは終わるという当たり前のことに気づくのである。
こんなこと言うと、そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれない。そう、当たり前。しかし、その当たり前のことがなかなかできないのである。
うちは学生たちが結構論文を書くが、それは上のことが当たり前だとわかっているから。一歩ずつやっていけばいつかは終わるという当たり前の話を理解しているからである。
一方、大人になってしまうと、理由をつけてやらなくなってしまう。それは自分の仕事ではないからと、他の部分で頑張っていることを強調してチャレンジをしなくなってしまう。自分もそうだが、性格と年齢がすごく影響すると感じいている。若者の方がすっとチャレンジする傾向にある(繰り返すが、性格による)。
ということで、結構大変なリバイスだったが、あと少し。でも、必ず通るわけではなく、下手したらリジェクトで一からやり直しということもある。それでもまあ、一歩ずつ。
来週に投稿できるかな・・論文は大学の業務としてはプラスアルファのものなので大変・・
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