昨日で分子生物学の小テストの採点が終了した。百数十人分のテストの採点は大変である。。
来週は3、4年生の生命システム工学の小テストもあり、さらに現在レポートの採点も進めている。そうこうしているうちに期末テストになるので、採点尽くしである。。
分子生物学の出来は、思ったよりよかった。特に選択問題は結構正答率が高かった。一方、間違いを探して直すところでは、一箇所しか直さなかったりする答えも多く、ここで点数の差がついてしまったかもしれない。
ただし、小テストなので、あまり点数にはこだわらなくてもよく、点数が悪かった人はしっかり復習をしてほしいと思っている。
今回は全体的な出来がよかったが、全体的な出来が良いとはどういうことかというと、少しさぼると差をつけられてしまうということでもある。
レベルの高い大学にありがちなこととして、「自分は多少サボっていても、テスト前に少しやれば追い越せる」と思っている人がいることである。テストに限らず研究でもそういう考えを持っている人は少なからずいる。
しかし、レベルの高い大学では、みんなそういう人が集まっているのである。これまでだったらそれで追い越せたかもしれないが、周りのレベルも高いので、「あれ、追いつけない?」となるのである。自分が大学生や大学院生の時もそういう人はいっぱいいた。
ということで、ちょっとの努力で追いつけると思ったら大間違いで、継続的な努力をしないとどんどん離されていってしまう。
色々忙しいとは思うけれど、根拠のない願望を持っていると、気がついた時には周りと格差ができてしまっているので、休みながら勉強や研究を続けてほしいと願っている。
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