2023年12月29日金曜日

隙間時間に藻類サンプリング

最近やっているのが藻類サンプリング。年末年始のこんな時でないとできないので、進めている。



こうした噴水の水たまりから水を採取。


量は数mLで十分。数mLとはどれくらいかというと、ヤクルトが65 mLなので、その10分の1くらいでいいということ。


川でもいいし、池でもいいし、水たまりなんかでもOK(サンプリングの時はくれぐれもご注意を)。


そして、しばらく光に当てておく。緑色になればOK。1〜2週間くらいかかる。


また、こちらは研究室なので、培地に移す。そして、インキュベーター(30℃くらいで、光を照射)の中に入れる。そうすると、緑色になるのが速い。


また、チューブで採取した場合、蓋を緩めて置いておくのが大事。なぜかというと、二酸化炭素が入らないと炭素源がなくなって増殖しないため。面倒な場合は、重曹(炭酸水素ナトリウム)を少し入れて置いてもよく育つ。


こうした草の根活動が、実は大きく花開くことがある。子供が大きくなり、年末年始が寧ろ時間が空いてしまう。サンプリング行脚でもしようかな。




趣味に回帰している研究。。

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