2023年12月7日木曜日

おめでたい出来事は、目立つけれどごくたまにしかない

先週は論文アクセプトなどもあり、とてもおめでたかった。


他にも、そのうち公開するけれど、学会賞などの報告の準備も行なっている。


こうした報告は、最近ではSNSであっという間に拡散される。


SNSを見ていると、みんな論文がアクセプトされ、学会賞を受賞し、就職が決まっているかのように見えてしまう。科研費や学振もみんな取れているように見える。


もちろんそんなはずはない。ほとんどの場合、不採択などのネガティブな結果である。ただ、ポジティブな結果が目立つため、上記のような錯覚に陥ってしまう。


うちの論文なども、本当に努力を続けて、やっと何年か後に形になる感じ。月単位ではなく、年単位の努力が必要である。


教員をやっていて思うけれど、やはりこの年単位の努力というのがとても難しい。


だいたい1ヶ月くらいの努力で、すっかり終わってしまうことも多い。YouTubeチャンネルとか、ブログとかも1ヶ月くらいで更新頻度が極端に減る例が多いと思う。


ということで、年単位で努力できるかとうかが全てだと思っている。異世界転生してチート能力を持っていたなんて出来事は、漫画の中でしか起こらない。


こうした夢から覚めてもらうのもお仕事の1つ。なかなか難しいのだけれど・・。




論文アクセプトまでの道のりは、本当に長い・・・。

↓1日1クリックのご協力をお願いします!!!

大学教育ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿