この間、MDPIなどの出版社が問題になっていた。
査読の問題と高額な掲載料の問題が一緒くたになってしまっていたのが、これは分けた方がいい気がする。
特定の出版社に限らず、論文の掲載料の問題は深刻。オープンアクセスが推奨されているのに、どんどん値上がり。
1つの論文で掲載料が20万円から、酷いものになると、なんと100万円となる。査読はボランティアで研究者がやるのに、無茶苦茶である。
英語の論文もそうだけれど、これに便乗して、研究者に最低時給を下回る文章を書かせて販売しようとする出版社がたくさんある。定期的にこうした連絡があり、「報酬はいくらですか?」と聞くと、急に誤魔化してくる。
ということで、オンライン出版を少しずつ始めている。学術論文出版の代わりにはならないけれど、和文はこちらで出版していこうと思っている。
著者がちゃんとした報酬をもらうという当たり前のことが実現できるようにしなければと思っている。
↓1日1クリックのご協力をお願いします
大学教育ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿