2022年1月25日火曜日

ポスドクには優しい言葉よりも論文を

昨日は、ポスドクの仮屋園さんの論文がアクセプトになった。


おめでとう。。


仮屋園さんは、2020年の6月に着任。ちょうどコロナが始まって、4、5月は研究室もロックアウト。6月から人数を絞って少しずつ動き始めていた時だった。それでも、研究室はまだまだ細々と動いていたという時期。


そこから1年半。見事にうちの研究室に来てから1本目の論文がアクセプトになった。


ちなみに、彼は、今年度に英語の著書を、筆頭で1報出している。また、ショートペーパーをこの2月か3月には投稿しようとしているところ。こちらも筆頭。


新しいところに着任すると、最初の1年くらいは準備期間でなかなか成果が出ない。これを短くすることが大事ではあるけれど、なかなか難しい。彼もだいぶ試行錯誤で模索していたが、それを突破してここまで来たのは本当にすばらしい。ハードワーカーで、いつもひたむきに実験している。まさに努力の結果だと思う。


内容はプレスリリースされたらまたゆっくりと。自分にとっても割と記念碑的な内容。


それにしても、ポスドクにとって大事なことは、やはり業績を得ること。目に見える成果、形になる成果。


ボスとしては、優しい言葉をかけるよりも、きちんと論文などの目に見える成果が得られるようにすることが大事ではないかと思う。


いい人ですとかいくら言ったって、本人のキャリアパスにはたいしてプラスにならない。現実は厳しいので。


ちなみに彼のテーマは、これからガンガン論文が出そうな感じ。金脈を掘り当てたと思っている。これからまだまだ期待できる。素晴らしい限りである。


ということで、こちらは社会実装を頑張ろう。。。




研究室では植え継ぎや形質転換しかしておらず、最近自分は研究室に遊びに行っているのではないかと思ってきた・・・

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