毎年恒例の注意でもある。
別に修論だけでなく、学生実習のレポートから原著論文まで通用する。
科学の文章の場合、内容が同じならば、文字数が少ない方が勝ちである。
ようするに、相手にできる限りわかりやすく、迅速に内容を伝えることが大事だからである。仕事の文章も同じである。
ところが、レポートから卒論、修論はては原著論文まで、なんとなく量が多い方がよいという雰囲気がある。
もちろん、データが多いならば、それは多い方がよいのだけれど、同じデータ量でもなんとなく文章やスライドを増やしてしまいがちである。
これは自分が大学院生であったころからあり、誰かがしたりがおで、「俺、200ぺーじになっちゃったよ」とかドヤ顔で言い出すと、やばい自分も増やさなきゃとなり、無駄にページやスライドを増やすということをし出すのである。
で、実際にはデータ量が増えるわけではないので、次のデータがページやスライドが離れて登場したり、余分なことが書いてありするので、たんに読みにくくなるだけである。
論文を投稿したことがある人は知っていると思うが、査読を受けると、「イントロが長いから減らせ」など、文章を減らす指示をよく受ける。
つい何日か前に来た査読結果でも文章を減らせと書いてあった。
そもそも、論文を投稿するにあたり、外部の英文校閲会社などを使ったりすることがあると思うが、そういった会社にも「文字数削減サービス」がある。
内容を削減せずに、いかに文字数を削減するかは、一般的に大事なのである。
ということで、いかに内容の濃い文章や発表ができるかが勝負。いや、偉そうなことを言っている自分も、そんな論文を書かなければだけれど・・・
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