2019年12月1日日曜日

研究室訪問で聞かれる研究者の楽しさ。

今日から12月。寒さも本番。昨日からの冷え込みはなかなか厳しい。

今年の研究室訪問も、定期的に2年生が訪れている。金曜日も2名ほどやってきた。

今年の研究室訪問は、これまで何人くらい来ただろうか。多分、20人以上で、30人弱という感じではないかと思う(正確な数字は忘れた・・)。

ちなみに今年の2年生は人数が少なめなので、配属は6人だろうか。研究室配属は卒業に必須ではないので、その人数によって変動する。

研究というものを職業としているので、その面白さなんかも聞かれている。

研究は大変だけれど、仕事としては素晴らしいと思う。

毎日の作業は似たようなことをしているが、内容が進んでいく。自分のようにルーティーンワークが苦手な人間には、ぴったりの職業である。何を大事とするかはその人次第だけれど、自分は仕事が楽しくないのが耐え切れないと思った。

「この仕事続けていて何が得られるのだろう?自分ではなくてもよいのではないだろうか?」

なんて思ってしまう職業は避けようと思った。単なる我が儘といえば我が儘だが、自分の人生で最も多く時間を使うことなので、仕事の意義は最優先だと思ってきた。特に自分でなくてもできると思ってしまったら、長く続けた時に辛くなってしまいそうな気がした。

なので、自分でなければできないことを仕事としたかった。

こうして研究室を運営し、研究・教育を続けられる身分になったことは本当に幸運である。大学にはいっぱいお返しをしなければ。どの会社でもそうだけれど、全員が組織を良くしようという方向に向いているわけではない。なので、きちんと全体を良くしようとしている人を見つけ、その人たちと協力し、大学をより良くしていこうと考えている。

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