2019年12月27日金曜日

大学で伸びる人、伸びない人。

自分が大学生の頃からそうなのだけれど、大学は高校までと違って毎日ホームルームなどがあるわけではない。自由度が高い、選択肢が多いので、一生懸命勉強する人もいる一方で、遊んでしまう人もいる。

このため、大学で伸びる人、伸びない人がとてもはっきりする。




それがどこで決まるかといえば、継続的に努力できるかどうかの一点だと思う。

1、2年生までだとある程度の要領の良さで成績を取れる人もいる。「あの人は、なんであんまり講義とか熱心ではないのに、成績がいいのだろう?」なんて思うこともあると思う。

しかし、だんだんと要領の良さだけではついていけなくなり、成績が落ちる。

大学の成績だけならばよいけれど、成績が落ちた原因は、継続的な努力ができないことにあるので、その後の仕事でもあまりうまくいかない。

一方で、それなりに成績を撮っていたりすると、プライドは高かったりするので、実力と本人の自己評価が合わずに周りと喧嘩したりする。

こうした事例をそれなりにみてきた。

やる気の波は誰でもある。やる気になって1、2ヶ月努力することは、誰でもできる。しかし、1年、2年単位でその努力を継続することはとても難しい。しかも、その間にはうまくいかなかったり、他の人が成果を挙げてしまって差をつけられるなどの出来事もある。プライベートでもいろいろあるかもしれない。

こうした状況の中で努力を継続するのはとても大変だけれど、焦らずに継続できる人は確実に伸びていく。一方で、「自分はちょっと勉強すれば人を越えられる」という根拠のない自信を持っている人は、大抵その後苦しくなっていく。

最近の大学生はとても真面目で授業に出席するので、さぼると本当に差をつけられてしまうと思う。レポートを採点していて、1年生はとてもよく調べて頑張っている。こうした中でさぼるとかなり大変だろうなと思った。

努力の継続は本当に大変で、なので、モチベーションをどうやって高めるかという方法を、それぞれ編み出すのが大事だと思っている。自分もやる気があったりなかったりの波があるが、いろんな方法で継続的に仕事をして、自分も高めて行きたいと思っている。

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