2019年12月30日月曜日

2019年の研究成果のまとめ。来年も論文焼肉を食べたい。

今年もあと2日で終わり。来年は節目の2020年。東京オリンピックもある。もっと先かと思っていたけれど、あっという間である。

今年の研究成果を振り返ると、今年小山内研でアクセプトになった論文は、
1. Arisaka et al. 2019 Algal Res.
2. Ito et al. 2019 Sci. Rep.
3. Katayama et al. 2019 Sci. Rep. 
である。
全部、修士課程の学生が筆頭著者になった論文となった。論文としては少し我慢の年になったかもしれない・・・。

現在、1本がリバイス投稿中でおそらくまもなくアクセプトに。さらに1本がリバイス実験中、1本が再投稿準備中である。2月(は忙しいのだが・・)くらいに新規論文も投稿予定である。

上のリバイス中・投稿中の論文ではなく、他にも投稿までいくだろうと思っていた論文があったのだが、投稿が来年に持ち越しになってしまった。また、場合によってはお蔵入りかもしれないものもある。就職が絡むとあっという間に論文がお蔵入りになってしまう・・・まあ、大学で研究する以上、これは仕方がないので、焦らず進めていきたい。

論文以外の成果としては、今年は新しい特許出願が1件。企業との共同研究前提の特許なので、出願して終わりではなく利用されていくものになるのではないかと思う。

また、なぜか今年は特許の審査請求および審査に対する返答が重なった。審査請求とは、特許出願の後に行うもので、審査請求を行い、特許庁からの返答に反論したものを提出して初めて特許となる(特許登録)。特許出願だけでは、権利を得たことにはならない。

特許の審査は年単位で時間がかかるので、いつになるかわからないが、2、3件が近いうちに特許登録になるのではないかと思う(本当に、もういつの特許かわからないくらい時間がかかる)。審査請求というだけあって、審査に対して反論したり、場合によっては新しいデータを付けたりする。それなりに大変なものである。。

さらに、上の特許をベースに新しい企業との共同研究をスタートさせた。こちらは一切公開していない新しいプロジェクト。どのように展開していくか楽しみである。

ということで、2020年は論文をガンガン出していくと共に、企業との応用展開を積極的に進めたい。応用展開を目指していると、論文だけではだめなのがなかなか辛いところ。それでも研究者なので、論文は継続的に発表していかなければ。

2020年もいっぱい研究成果を発表し、お祝いの焼肉やケーキを食べたいものである。。




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