2024年8月20日火曜日

個人型バイオベンチャーという選択肢

株式会社シアノロジーは、2022年6月2日創業。2年と2ヶ月以上経過した。


この会社は、一人でやっている。自分で作って自分が代表取締役である。社員はゼロ。これまで単発でアルバイトをお願いしたことだけある。


バイオベンチャーといえば、大きな投資を集めて大人数で始める研究開発型が一般的である。しかし、当然ながらその分リスクも大きい。


ビジネスは、収入が支出を上回ることができるかどうかの勝負。いきなり固定費を抱えるバイオベンチャーは、必然的に苦しくなる。


赤字でも上場すればいいじゃないかと思うかもしれないけれど、それはVCなどの投資家の論理。創業者は上場してすぐに株を売ることはできない。


ロックアップ条項というすぐには売れない約束をするのが通例だし(たまに破ってニュースになっているけれど)、そうでなくても会社を放り投げるみたいなので、なかなか売りにくい。


ということで、創業者が儲けようと思ったら無理やり上場させるのではなく、しっかりと会社を黒字化することが重要である。


シアノロジーはすでに黒字化して健全経営。会社の存続率は、3年もつ会社がなんと65%しかない。シアノロジーとしては楽勝なので、会社の存続よりもしっかりと儲けを作っていきたいと考えている。




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