株式会社シアノロジーは、明治大学発ベンチャーである。バイオベンチャーに当たる。環境や微細藻類に関連する事業を進めている。
バイオベンチャーはたくさんあるし、藻類を扱っているベンチャーもたくさんある。規模の大きい会社もたくさんあり、ユーグレナ社は最も大きいものの1つである。
会社を作るからには既存の会社を分析し、何か特徴をださなければならない。ビジネススクール(アクセラ)に通っていた時にはずっとこれを考えていた。
ただ、特徴を出そうと思った時に、難しいかというとそうでもなかった。
なぜなら、バイオベンチャーはあまりうまくいっていないからである。うまくいっているとは、収益のことである。要するに赤字の会社が多いということである。
みんなうまくいっているならば特徴を出すのは難しい。でも、赤字の会社が多いのならばうちは収益を出す会社にすればそれだけで特徴が出る。そもそも株式会社ならば収益を出さなければならないので、至極簡単な話である。
それで、収益を出すということだけれど、これも簡単。
会社が使うお金よりも、会社に入ってくるお金が多くなれば良い
以上である。要するに、使うお金、特に固定費を下げ、売り上げをあげればよいのである。
ということで、なるべく固定費を最小限にする。そのために、まずは個人型バイオベンチャーとして会社を始めた。
ビジネスでは基本なのだけれど、バイオベンチャーでは個人で始めることはほとんどない。なので、固定費が高く、かなり苦しい経営を強いられてしまうのである。
まもなく2年目が終了するシアノロジーは、めでたく黒字である。次は黒字だけでなく、新しい挑戦をしたいと思っている。
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会社に限らず、特徴を出すことは必須。。
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