日本学術振興会から素晴らしいお知らせ。
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd-koyou/#kitei
「日本学術振興会では、従来雇用関係を有していなかった特別研究員-PD・RPD・CPD(以下「PD等」という。)について、受入研究機関で雇用することを可能にするとともに、当該研究機関の責任において、PD等の育成と研究環境の向上を図るため、令和5(2023)年度より「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」(以下「雇用支援事業」という。)を実施することといたしました。」
なんのことかというと、博士を取って後に取得できる学振の特別研究員が、受け入れ機関(大学など)と雇用関係を結べるということである。
なにそれ?当たり前じゃないの?と思うかもしれないけれど、当たり前ではなかった。
現在の学振特別研究員は受け入れ機関と雇用関係なし。雇用関係がないとなにが違うかというと
○厚生年金ではなく、国民年金
○大学などの団体の保険ではなく、国民健康保険
○雇用保険などなし
○交通費もなし
○住民税を自分で支払い
などである。要するに、給料以上にお金がかかる。そして、そもそも給料も「謝金」という謎の名目だった。
さらに雇用関係がないので、雇用証明書の発行が研究機関ではできず、保育園などの入所にも困ることになる(優先順位が下がったりする)。
実際に全ての機関が適用してくれるのかはまだ未知数だけれど、いずれにしても素晴らしい話だと思う。
学振特別研究員は非常に素晴らしい制度だと思うので、ぜひ今後も待遇改善していって欲しいと思う。
また、これに甘んじず、研究者である自分も稼いでいこうと思っている。。起業に関するYouTubeも次々と配信中。。
↓1日1クリックのご協力をお願いします。
大学教育ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿