2019年7月27日土曜日

悪い成績なんてつけたくない。

期末テストも終盤。テスト期間も来週の頭で終了である。


講義や実習をやれば当然成績をつけなければならない。
農芸化学科は単位の取得がとても大変な学科なので、しっかり勉強をしなければならない。本来そうあるべきなので、とても良いことだと思うが。

採点をしていて思うのだけれど、良い点をつけるのは本当に簡単なことである。
一方、悪い点をつける時は本当に悩む。

前にもブログで書いたけれど、教員なんて
楽をしたけりゃ全部S
である。良い点をつけて文句を言われることはないし、「あの先生は優しい」と言われてお互い気分がいいからである。

でも、こちらも下の記事で書いた通り、悪い点がついた時ほど伸びしろがあり、成長できるチャンスである。
レポート採点における矛盾したリアクションについて

自分の欠点や実力不足、間違いにしっかり気づいて、そこを修正していけばよいと思う。というか、そのために大学に通っているのだと思う。

ということで、悪い成績をつける時は本当に心苦しいのだけれど、長期的に見たらここで気づいた方が絶対にプラスになると信じて悪い点をつける。それでも、まあ、嫌われるんだろうなあとは思うけれど。しかし、人気取りのために教員をやっているわけではないので。

ということで、今回も良い点、悪い点と両方つけることになるとは思うが、本来は悪い点の時こそ飛躍のチャンスだと思ってほしいのだが。でも、感情的には無理だと思うが、長期的には気づいてくれると信じたい。

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