2019年7月19日金曜日

梅雨の晴れ間に痛ましい事件

昨日は珍しく晴れ間が出た。ずっとぐずついた天気が続いていたので珍しかったが、また今日から雲行きがあやしい。気温も最高気温が30度以下の日が続くし、今年の7月はだいぶ涼しい(湿度はすごいが)。

それにしても京都アニメーションの放火事件は痛ましい。NHKで放映されていた日常というアニメがとても好きだったし、最近はヴァイオレットエバーガーデンのとても美しい映像でもそのすごさを見せつけていた(と言っても、Netflix限定なので、予告しか見てないが。。アマゾンプライムでも配信してくれないかな・・)。

こういうやりきれない事件は防ぐのが難しい。果たしてどうすればよいのか本当にわからない。

いつも思うが、こうした理不尽な事件が起こると、犯人、犯人の周囲の人に加え、失言をした人などを見つけては、つるし上げるという流れになる。誰かに怒りをぶつけなければやりきれないのかもしれないが、毎回毎回こういう事件が起こると、吊し上げのような二次的な事件が起こる。私刑というやつである。

古代から、天災、飢饉などに生贄を捧げるという文化は様々な文明であったと思われる。すべてがそうではないだろうが、犠牲を作らないと気が済まないという側面があるのではないかと思っている。中世の魔女狩りだってそういう側面があるのではないだろうか(歴史素人なので、ただの予想)。

いずれにせよ、痛ましい事件で外野が吊し上げを行っても誰も喜ばないと思う。SNSを見ていると、「正義の味方」というものは本当に厄介だなあと感じる。

それにしても、こういうテロ的な事件を減らす手立てはないものだろうか。不可能と言ってしまえばそれまでだし、かと言って「サイコパス」というアニメのように完全監視社会になるのはシャレにもならないと思う。ただただ、痛ましい。

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