2022年12月15日木曜日

学振の待遇改善は相手にされない?

学振のPDについてのツイートが、たくさんファボされていた。

https://twitter.com/osanai_meiji/status/1602414551970238464





学振PDは、博士号を持つ人がなれる任期付きの特別研究員制度。3年間、月給36万円。


自由に自分の好きな研究室を選べるという利点はある。ただし、任期があるし、交通費などは出ないので、遠くから通うと結構辛い。


自分は博士号を取って学振PDとして3年間を過ごした。2年目に結婚と第1子が生まれた。自分の予算だったので、ライフイベントをこなすにはとても良かった。


一方で、3年なんてあっという間。すぐに次を探さなければならない。


なので、任期が5、6年あるととても良いと思う。


また、給与ももっと高くていいと思う。


ただ増やすのではなく、その分、巨大な研究プロジェクトを減らしていいと思う。いつも思うけれど、巨大な研究プロジェクトは、電気代とかの維持費だけで何百人も雇用できそうな程のお金を使っている。


仕方ない面はあるとは思うけれど、日本にビッグプロジェクトは合わないと思っている(個人の感想)。


でも、正直、こうしたことを自分もポスドク時代に訴えてきたkれど、まるで相手にされなかった。


理由は簡単。訴えられた人たちはポスドクではないから。以上。


若い頃は自分もお金がなかったとか、そんなに待遇がいいならば自分がなりたいとか、何の意味もないことを言われて終わりだった。


給料を上げてくれるどころか、業務に必要な交通費すらろくに払ってもらえなかった。他人の待遇なんて、そんなものである。


ということで、ポスドクの待遇改善は、とても難しいと思った次第。訴えられた人たちが得をするようにしないと、まるで相手にされないと思っている。


なので、この頃から上にはまるで期待せずに、自分で稼ぐ道をと考えてきた。やっと起業をして実現できてきただろうか。でもまだ道半ばである。

ココナラもお仕事中!


↓学振の待遇改善を・・・


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