2022年6月7日火曜日

サイエンスコミュニケーションに出口を

会社の方で、サイエンスコミュニケーターを募集し始めてみました。

https://twitter.com/cyanology/status/1533395035885957120


教育のための培養セットなどを販売してもらい、売上の一部をマージンとして取って頂く。そして、プラスアルファで教育事業などが受注できれば、そちらは進めて頂くというモデル。


サイエンスコミュニケーターについてはもう10年以上前からずっと議論があった。サイエンスコミュニケーターの定義が難しけれど、一般的には専門的な内容を噛み砕いて説明する仕事。





ただ、こうした業務は、自分のような大学教員も行っている。論文を書くだけでなく、日本語でプレスリリースも書く。また、ブログにYouTubeなど、最近はお手軽に発信できる。


そして、これらは全て無料で見ることができる。


そうした中で収益を上げなければいけない。科学の解説で稼ぐのは至難の技であると思う。准教授である自分も、外部への解説はかなり薄給のことが多い(無料のことも多い)。


ということで、サイエンスコミュニケーションの出口戦略が必要であると思っている。そこで今回のことを思いついた。


実際には、契約が成立するかはわからない。条件が色々あると思うので、たまたま条件があった場合にご一緒できればと考えている。最初に無理をして仕事を始めてしまうと、後で必ず綻びが出る。


仕事については、迷ったら止めるのが良いと思っている。


現時点では個人事業主でなくても良いのだけれど、業務委託の場合には個人事業主登録も必要になる。それぞれの方に、副業規定などもあると思うので、実現するかは不透明。


ただ、こういうチャレンジは、そこまでリスクがない。始めてみて売れなければ、確かに時間や労力は無駄になってしまうかもしれないけれど、店舗を作ったり、高額な仕入れや機械をするわけでもない。こういうリスクの少ないチャレンジを増やして、当たったものに注力する。そんな感じで事業を進めていきたいと考えている。



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