文章を書いた人が報酬をもらう業界にしたい

昨日、シアノロジーオンラインショップより新しいデジタルコンテンツを発信した。

東京農業大学の教授である松島先生の図解ウェブ教科書「有機化学 基本の反応機構」である。日本語版に加え、英語版も出版。

有機化学は大事だけれど、学生から研究者まで苦手に思う人も多い。かくいう自分もその一人。大学生時代に頑張って有機化学は講義を取ったけれど、やはりその時で忘れてしまった（分野的には好きだった）。

教科書を１から読むのはしんどいけれど、こうした図解で、かつウェブコンテンツならばPC、スマホ、タブレットでも見ることができる。大変素晴らしいコンテンツをご提供下さり、松島先生には深く感謝申し上げる次第である。

値段も期間限定で560円とかなり安くなっている。専門の教科書はどれも高いので・・。

なので、あまり儲けというものではないかもしれない。

それでも、きちんと松島先生とシアノロジーで契約を結び、紙の本の出版では絶対にないような高い印税の割合にしている（紙出版だと、印税は価格の5~10%）。

価格が価格なので儲けるためではないのだけれど、それでも印税が著者に廻るのは当然のはず。この当然がなされていないのが、アカデミア。これは本当に不健全だと思っている。

今回のような事例をどんどんと積み上げて、アカデミアの出版問題に一石を投じたいと考えている。自分も出版してみたいという方は、ぜひご連絡ください。

↓ランキング１位をキープ中！1日１クリックのご協力をお願いします

大学教育ランキング