2017年10月31日火曜日

生田キャンパス教職員バス

明治大学生田キャンパスは、小田急線の生田駅より徒歩10分の距離にある。学生たちはこの距離を歩いて登校している。

最寄りの小田急線生田駅であるが、各駅停車しから止まらないという難点がある。隣の向ヶ丘遊園駅には急行などが止まるので、そこで乗り換える必要があるのだが、なかなか各駅停車の電車が来ずに通学に時間がかかることもある。

学生たちにはずるいと言われてしまうかもしれないが、教職員には、専用の教職員バスが存在する。
このバスは、向ヶ丘遊園駅と生田キャンパスを往復している。途中の停車はなく、直結であるためおよそ10分間で向ヶ丘遊園駅-生田キャンパス間を走行している。

教職員バスでは、すべて座っての乗車になっており、立ち乗りは認められていない。飲食なども禁止になっている。雨の日や会議が集中する場合には乗車率が上がることがあり、たまに座席がいっぱいで乗れないこともあるが、概ねうまく時間が組まれていて、乗れるようになっている(長年の経験から予測ができているのだろうか)。

少し前はTAやRAをやっている大学院生も乗車できたようだが、人数が増えてしまったため、現在では教職員だけになっている。外部の講師の先生方もこの教職員バスを利用して、講義に来られることがある。

朝夕の通勤時間帯は1時間に4〜5本、それ以外は1時間に2〜3本のバスが出ている。それほど多いわけではないが、教職員にとっては非常にありがたい通勤手段である。

特に、向ヶ丘遊園駅とその隣の登戸駅は歩いて6、7分間の距離である。登戸駅は小田急線の他にJR南武線がある。このため、小田急線が遅延しても、登戸駅までたどり着くことができれば、向ヶ丘遊園駅まで歩いて教職員バスに乗ることができる。このように、電車の遅延対策も兼ねているのである(学生が遅れたら仕方ない気もするけれど。。)。

夏季休業期間にはバスの本数が減ってしまうのが、難点でもある。夏休みにも研究やその他の仕事はあるので・・・そのままの運行にしてほしいのであるが、それは贅沢なのかもしれない。

ということで、あまり知られていない、生田キャンパス教職員バスの紹介でした。

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