2017年10月27日金曜日

研究室のコアタイム

10月になり、そろそろ2年生にとっては研究室見学の季節となっている。

そこで、環境バイオテクノロジー研究室(小山内研)の紹介をしていこうと思う。

環境バイオテクノロジー研究室は第一校舎3号館にある。農芸化学科の学生にとっては環境化学・分析や有機化学実験でおなじみの場所である。あまり新しい建物ではありません・・

2015年に発足して、3年目に入った。段々と研究室のシステムが出来上がってきている。このシステムは、小山内が勝手に決めたわけではなく、学生たちと話して、本人たちの行動で変化していくと考えてほしい。そんな中でも当研究室にはいくつかの特徴がある。

特徴の1つは、環境バイオテクノロジー研究室では、コアタイムは設けていない。コアタイムとは、研究室にいるべき時間のことである。

通常だったら、例えば「10時から17時は在室しましょう」などのコアタイムがあるかもしれない。これはそれぞれの研究室を特徴付ける一因となる。

環境バイオテクノロジー研究室は、自由です。

ただし、必ず付け加えているのが、自由 = 楽とは全く違うことである。自由であるがゆえに、自分で自分の時間配分をすべて決定しなければならない。

睡眠時間を除いて、研究、就職活動、サークル、アルバイト、旅行、休息などなど大学生・大学院生にはやることが無数にある。研究だけでも今日は何をするべきなのか、同じくたくさんの選択肢がある。

自由であるがゆえに、自分ですべてを決定していかなければならない。この時間配分を自分で最適化できる人になってほしいということで、自由にしている。また、自由ということは、遊んでいたら差をつけられてしまうかもしれない。自由は楽ではなく、むしろ自分の責任が増えて大変だと考えている。

研究室訪問では、「アルバイトできますか?」、「就職活動は?」「研究たくさんできますか?」など質問が多い。環境バイオテクノロジー研究室では、自分のやりたいことを思う存分できることになっています(ただし、スペースはあまり広くないので、ご了承を・・・)。自分で予定を決定してください。もちろんゼミなどの時は、その都度相談してください。

休日や夜間の実験は非推奨であるけれど、行う場合には細心の注意をというのが環境バイオテクノロジー研究室のルールになっています。小山内は、だいたい9時〜17時or17時半の出勤です。長く働いても集中力が持たなかったりするので、長い時間よりも、時間あたりの研究成果(研究や勉強のスピード)を上げることを推奨しています。

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