2017年10月27日金曜日

植村直己さんの記念碑

明治大学は10の学部と3万人以上の学生を有する総合大学である。明治大学のキャンパスは、主に4つ(駿河台、和泉、生田、中野)に分かれている。そのうち、我々の所属する農学部は、生田キャンパス(川崎市多摩区)にある。小田急線生田駅より徒歩10分程度の距離である。生田キャンパスには理工学部と農学部の2つの学部がある。

生田キャンパスは都心のキャンパスと異なり、小高い山(丘?)の上にある。エスカレーターで登ること、建物の5階分である。エスカレーターが動いていない時は、名物である生田坂を登ることになる(これはまた別の機会に紹介します)。

生田キャンパスで最も有名な場所の1つといえば、植村直己さんの記念碑だろう。



植村直己さんは、1941年生まれで、1960年に明治大学農学部農産製造学科に入学している。1966年のモンブラン、マッターホルン、キリマンジャロ登頂、1970年のエベレスト、マッキンリー登頂など、世界初の五大陸最高峰登頂者となった人物である。1978年には、犬ぞりによって、北極点への単独行にも成功している。1984年2月にマッキンリーで消息を断ち、その後、1984年4月に国民栄誉賞が授与された。

明治大学生田キャンパスには植村直己さんの功績を讃えた記念碑があり(上記写真)、周りは芝生になっている。

この場所は天気が良い日には絶好の憩いの場所であり、ランチを食べる学生もいる。また、バレーボール大会(というものが農芸化学科にはある)の練習やフリスビーなどをしている光景も見られ、安らぐには最適な雰囲気の場所となっている。期末テスト後にはスイカ割りも行われていたようであり、学生の若い力には本当に圧倒される(笑)

お花見なんかのイベントをこの芝生で行うと、本当に気持ちが良い。小山内研では春にお花見をすることになっており、この植村直己さんの記念碑近くは、桜も非常にきれいなのである。

卒業シーズンには、集合写真がこの付近で撮影されることも多い。小山内研の卒業生たちともこの場所で写真を撮影した。生田キャンパスに通った明大生には少なからず思い深い場所である。

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