以前ブログでも書いた通り、微細藻類の培地を作って欲しいという依頼が、結構ある。
正直、収益になるようなものではないのだけれど、微細藻類事業が発展していけば長期的には会社の利益にもなるので、培地作りも製品・サービスとして発信している。
たまに問い合わせがあるのが、ユーグレナ(ミドリムシ)の培地である。
一般的には、CM培地というのが無機培地になる。正確には合成培地と言って、窒素、硫黄、カリウムなどの成分を試薬で1つずつ入れていくものである。
対義語が混合培地で、こちらは、酵母エキス、ビーフエキス、トリプトン(タンパク質の加水分解物)などの混ざり物を入れる培地である。
一般的には混合培地の方が増殖が良いが、値段が上がることが多い。また、光合成生物の場合、最大の特徴である光合成を行いながら育てたいため、合成培地で実験をすることが多い。
でも、1つずつ試薬を入れていくと面倒。買い揃えるのが面倒だし、そんなに使わないと、試薬を買い揃えるだけで、かなり割高になってしまう。
ということで、培地を販売し始め、ポツポツと売れている。
利益がどうこうよりも、こうして世の中の需要を知れることが面白い。
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ちょっと培養したい時には買ってしまう方が安い
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