一人起業は大正解

11月も終わり。

シアノロジーを作ったのが2022年6月2日。もうすぐ３年半となる。

従来のバイオベンチャーと異なり、投資・融資も受けず、一人で起業した。いまだに投資・融資を受けていない。会社の収益だけで経営している。

一人でよくやるねと言われるが、今はパートタイム的に人を雇用している。１０年問題があったため、４〜9月はフルで１名雇用していた。

実際にやってみると、一人起業は大正解だった。

とにかく固定の人件費が高い。社会保険料の恐ろしさ。なんでこんなに毎月取られるのだろうと思う高さである。

また、雇用の手続きもとにかく大変。年金事務所、労基署、ハローワークと色々なところで手続きをしなければならない。普段行かないようなところに行ってよくわからない手続き。人が辞めた時ももちろん手続きが必要である。

というので、一人でやっていて、パートタイム的な雇用にすればだいぶプラスアルファの仕事が減る。

また、何事かを決めるのに、一人で決められる体制だと、一瞬で決断すれば良い。でも、二人以上だと相談が必要になる。会議のお茶を麦茶にしようか緑茶にしようか、お菓子をチョコレートにしようかビスケットにしようかなど、どうでも良いことでも決断が必要である。

こうしたことに意見を言われると、いちいち止まらなければならない。大事なことは議論して吟味した方が良いのだけれど、どうでも良いことは即断した方が良い。たまにすべてにおいて議論して吟味をした方が良いと考えてしまうけれど、これは時間の無駄である。

ということで、一人起業は大正解。大きくしたかったら雇えば良いけれど、逆は非常に大変。小さく始めることは、ビジネスの鉄則だと思う。

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