2025年5月15日木曜日

起業をお金のためだと思うと失敗する。3年目の衝撃の事実

会社を経営して今月で3年目が終わる。


なんか色々あり過ぎた3年だった。会社に限らず大学の研究室の方も色々あり過ぎて、それらをこなすうちに時が過ぎていく。


密度の濃い時間を過ごしているなと感じている。


ところで会社を経営しているのだから役員報酬もあり、さぞかし良い待遇になっていると想像されているかもしれない。


確かに額面上は会社からの役員報酬分で上がった。


しかし・・・ということは、それに伴って税金も激増している。


今年で丸3年だけれど、なんと今年でやっと、個人の銀行口座的にはプラマイゼロくらいだと思う。


どういうことかというと、個人の会社とはいえ別物。そして、会社を作るのに数十万円かかった。


そして、資本金300万円でスタート。自腹である。つまり、30数十万円マイナスからスタートである。


そして、賃料、通信費、固定の税金、税理士の依頼費などがどんどん減っていく。何もしなければマイナスである。


最初の3ヶ月は役員報酬ゼロ。そこから4ヶ月目にアルバイト代程度の月8万円を出した始めたのが1年目。その後、2年目、3年目と役員報酬を上げていったが、そこからも社会保険料が引かれ、がっつり所得税・住民税が引かれる。


なので、今月でやっと口座的にはプラマイゼロくらいかな?ということである。恐ろしい・・・。


もちろん会社と合わせればプラスだし、本にも書いたけれど、経費の範囲が広がることや小規模企業共済での節税などがあるので、見えないプラスはたくさんある。


ということで、ここからやっと少しは稼げるかなという段階である。


なので、アルバイトのように1ヶ月働いたらいくらもらえるという感覚では儲からないどころか損をする。


会社づくりをしてみたい、新しいことをしてみたいなどのモチベーションがないと、絶対失敗する。


それでも個人的には起業して大正解だと思っている。チャレンジしなかったことのモヤモヤというのは、想像以上に自分にのしかかってくるので。


自分もまだまだ新しいチャレンジをしていく予定。





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起業は長期で頑張らないとダメ

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