2019年7月10日水曜日

論文アクセプトは何よりも尊い。。

今朝起きたら、M1片山くん(かたやん)の論文がアクセプト(採択)になっていた。

最初の投稿から長い期間がかかったけれど、論文とはそういうもの。1本の論文を発表するということがどれだけ大変なことか、身に染みたのではないかと思う。

しかし、これで正式に科学の成果を世の中に出したと言える。科学の成果を発信する方法は色々あるが、やはり査読論文に勝るものはないと思う。きちんとしたプロセスを踏んで検証されるので、とても時間がかかってしまうが、これぞ科学の形であると思う。

今回はエディターが2ヶ月も決まらないという謎のたらい回しにはあったが。。まあ、急いでいたわけではないので仕方がないが、博士の学位取得とかだったら大変なことだっただろう。

何れにせよ、彼にとって初めての原著論文である(Nature/Springerの総説を書いてもらったことがあるが)。自分も最初の論文の嬉しさは、今でも覚えている。3日間くらいは、何をされても許せた気がする笑。それくらい嬉しかった。

論文がアクセプトになったが、これで終わりではない。もちろんProof(最終校正)が残っているし、うちの研究室では積極的にプレスリリースを出している。日本語で広く説明することはとても難しい。マニアックに書いたら誰も読まないし、抽象化しすぎると誇大表現になる。このバランスを学ぶ一環で、日本語原稿を書いてもらうことにしている。

そして、先ほど支払ったが、事務手続きもいっぱいある。。立替払いが多すぎる気がするのだが・・・旅費も論文掲載料も立替払い・・・うちは金融業か?と思う笑。クレジットカードならばよいが、振込手数料は自腹だったりすることも多々あるし・・・。

いずれにせよ、3期生(現在M1)であるかたやんも論文を発表し、1〜3期生の代で、すべて筆頭著者としての原著論文を発表したことになる。4期生(現在B4)も最初の論文投稿の準備に入っているし(秋くらいに投稿だろうか)、みんなよく頑張っている。

ということで、朝から論文アクセプトでめでたいことである。

かたやん、本当におめでとう!!

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