2019年4月30日火曜日

ブログを書かなかった理由。

昨日は珍しくブログを1日飛ばしてしまった。

割と忙しくても朝のうちにささっと書いてしまう。しかし、昨日は書かなかった。

では昨日は忙しかったのかというと、全く忙しくなく、むしろ時間が有り余っていた。。

論文に集中していたのでそのせいもあったが、べつに時間はあった。しかし、あまりにも時間があったせいで、なんとなく気分が向かなかった。

こういうのは結構良くあって、適度に忙しいほうがいろんな仕事がまわることがある(いうまでもなく、忙しすぎるとダメ)。休日にあれもこれもしよう!と思いつつ、何もせずにダラダラ過ごしてしまう。昨日は、ジョギングもして、論文も書いていたのでそこまでダラダラではないが、それでも休みモードだった。

まあ、GWなので、ダラダラして休むのが目的なので別に悪いことではない。むしろ、休日なのに仕事が気になって落ち着かないほうがよろしくないかもしれない。。

ツイッターなどTLを見ていると、やはり研究者は結構仕事が気になっていたり、そもそも仕事をしている人が多い気がする。

いずれにせよ、自分のペースを確立して、休みと仕事のメリハリをつけるのが大事であると思っている。

昨日はカレーもおなかいっぱい食べて元気。今日も論文を進める予定だが、それでものんびりしたいと思う。

2019年4月28日日曜日

空いているGWが欲しい。。

昨日は少し仕事だったので、今日から本格的なGWに突入。と言っても朝から少しメールはしていたが・・。。

新年度に入り、特に新しい生活に入った人にとって、GWはとても大事な休みだと思う。新しい生活はとても疲れるものだし、仕事や学校だけでなく、家の仕事を片付けなければいけないこともある。1ヶ月経ってこの時期に休みがあるのは、本当によくできていると思う。

ただ、旅行などは高いし混んでいるので、そこは残念なところだけど。。空いているGWが欲しい。。

学振の特別研究員だった頃は、出勤表などはなかったので、休日に働き、旅行などの休みを平日にとることができた。空いているし安いし、とても快適だった。今は平日に休みを取ることができないし、子供の学校もあるのでできない・・。高くて混んでいる時期の旅行は本当にもったいない。

ということで、今年はおそらく近場でぶらぶらしているだけになる。デスクワークは論文のリバイスや予算関連、また、その他の書類もあるので事欠かない(やれやれだ・・)。

連休明けからオムニバス講義がたくさん入ってくるので、それに向けて少しでも片付けておかなければ。オムニバス講義が入ると、最高で1週間に講義が4つと実習が1つ(講義2コマ分)。ということで、1週間に6コマ(1コマ100分間)ということになる。

この合間に、研究打ち合わせや論文を進めたり、ゼミに他の大学の仕事、また、外部からの来客も予定が入っている。出張もあるし、なかなかハードである。夏休みが待ち遠しいのは学生だけではない。。

ということで、その先を考えると疲れてしまうのだけれど、まずはGWでしっかり休みを取ろうを思う。まあ、子育てしているとそんなに休めないのは、経験者ならご存知の通りであるが。。

2019年4月27日土曜日

ERATO討論会に参加

昨日は、朝大学に行った後、理研(和光)へ。昨日は、月末の金曜日で、かつGW前だったせいか、バスが大渋滞。時間ギリギリになってしまった。

理研は、和光市が本拠地。池袋から東武東上線や有楽町線で行くことができる。

昨日は、 理研の沼田先生のERATOの討論会だった。
http://www.jst.go.jp/erato/numata/
ERATOという日本で一番大きな研究費のプロジェクトの討論会に参加。こちらはクローズドのミーティングなので、内容は非公開。予算の関係ではないのだけれど、討論には参加している。

このプロジェクトは、理研の沼田先生とともに、宇都宮大学の児玉先生も参画されている。

児玉先生・・・いつもは児玉くんと呼んでいて、同い年(たしか)で、大学院生時代からの知り合いで、家に泊まったこともあるくらいの中である。。今はお互い准教授。時は経つものである。。

相変わらずのプロジェクトのすごさで、こちらも非常に勉強になった。つい、あれもやりたい、これもやりたいと思ってしまうが・・・ボスが安易にテーマを持ち込むと、実際に実験する人が大変なので、考えどころ。始めるのは簡単だが、論文などの最後の形になるように考えなければならない。

ということで、昨日は理研へ。とても良い刺激でした。。

2019年4月26日金曜日

昨日は研究室の新歓。。

昨日は研究室の新歓。新歓はキャンパス内の花見だった気がするのだけれど、いつのまにか飲み会もするようになっていた。。

場所は、明大生御用達の店「ふぅ」。生田駅北口すぐの店である。。
前のブログ記事
生田:ふぅを知らない明大生はいない

今年は総勢22名。全員参加ではないので20名弱の飲み会だった。今回は結構な出席率。

3年生の研究テーマも決まり、さっそく3年生も実験をし始めている。4年生に上がったメンバーにとっては、はじめての後輩である。

さっそくいろいろな指導をしていた。1年前には新メンバーとして入ってきた4年生が、もうこうして3年生に指導している。研究室の1期生が全員卒業し、小山内研も第2フェーズに入っているのを実感する。。

今年度は修士課程(博士前期課程)が3人。新年度に入り、さらにしっかりした気がしている。やはり自分たちが一番上という意識があるのかもしれない。新年度になってすぐだけれどとても頼もしく見える。

昨日は、某大学から共同研究のお話もあり、楽しく研究の話をしていた。さらに4年生だけの進捗報告もしており、なかなか充実した日だった。事務的な仕事は、1つ提出するとまた1つやってくる感じで、なかなか大変だけれど。。

いよいよゴールデンウィーク前。まだまだ外勤など忙しいのだけれど、仕事を整理して片付けておきたい。。




2019年4月25日木曜日

日本植物学会を退会(予定)

学会の意義については、研究者の間で盛んに議論がなされている。

研究を促進するために学会が存在するわけだけれど、実際には学会や研究会の運営にエネルギーを取られることがでてくる。

また、数が増えすぎてしまい、所属しているのにそもそも1年に1回ある年会にすらほとんど行かない学会もでてきてしまっている。

少し前に某先生にお尋ねしたところ、学会は2つしか所属していないということだった。

自分が所属している学会・研究会を並べると、
日本生物工学会
日本植物生理学会
日本植物学会
日本農芸化学会
日本化学会
マリンバイオテクノロジー学会
ユーグレナ研究会
バイオインダストリー協会
となっている。

そして、毎年欠かさず行く学会がどれかというと・・・・実は1つもない・・・。

学会や研究会の年会ではなくても予算の会議や研究会、ミーティングがたくさんある。大学の業務もたくさんあるし、家庭のこともある。

頻度が高いものとしては生物工学会とユーグレナ研究会。また、学会も好きだし、和文誌も好きなのが生物工学会、バイオインダストリー協会、農芸化学会だろうか。化学会の和文誌も良いのだけれど、専門外なのでちょっと難しすぎる。。

学会に所属するからには、もちろん年会費を払う。これだけ入会していると結構な額になる。

ということで、さすがに学会を減らそうと決意。前から思ってはいたけれど、植物の学会が2つもある。植物学会は植物生理学会に比べると少し小さく、分類などがやや多めになっているので、少し専門が外れる。

前に理事会主催シンポジウムをやったこともあり、退会していいのかという気もするのだけれど、全然行かないので今回辞めることにした。


事務局にメールをして、来年度の請求書を送付しないようにお願い。まだ返信は来ていないけれど、あっさりしたものである。

最近は生物工学や化学系にシフトしているので、こういう流れになっている。時間(と予算)があればいくらでも学会に参加したいところだけれど、選択していくのは致し方ないところだろう。面白そうな時は年会だけ参加したいと思う。

2019年4月24日水曜日

新メンバーの研究テーマ決定!

新メンバーである新3年生が配属されてから2ヶ月弱。昨日のゼミで新メンバーの研究テーマを決定した。

前にも書いたが、研究テーマをなるべく早く決定するように昨年度から変更した。基礎実習で自分がそのあとやらない実験をたくさん学んでも、結局忘れてしまってあまり効果がなさそうだったのでこのスタイルにした。研究テーマの決定はかなり早い方ではないかと思う。

いろんな不安があると思うが、3年生だけのゼミを行って、最初は進捗を微調整していく予定。もちろん、4年生も定期的に4年生だけのゼミで実験ノートを持ち寄って進捗を簡単に報告する。

それにしても、昨日は1限、2限と連続講義で、そのあと通常のゼミに続いて、この新メンバーの研究テーマ決めをしていた。ずっとしゃべりつづけていたので、喉が痛い。。。


研究室でサイエンスとして研究をする以上は、きちんとなんらかの形にして欲しいなとは思う。

昨日もゼミで話したのだけれど、最初は「面白い!」「きれい!」などでよいけれど、それだけならば、例えば道端の葉っぱを取ってきて、顕微鏡で観察してもとても面白いと思う。それだと、別に設備さえあれば研究室に入る必要はあまりない。

研究として、サイエンスとする以上は、その対象が「これまでどれくらい研究されているのか?」「どの部分が研究されていないのか?」「その結果がどういう意味を持つのか?」など、過去から未来へ向けたストーリーを組み立ててもらいたいと思っている。それには膨大な勉強をしなけばならないが、研究室とはまさに勉強をする術を学ぶところであると思っている。

新しいメンバーがどんな感じで研究を進めてくれるか、本人たちが一番不安であると思うが、非常に楽しみである。。

2019年4月23日火曜日

学生のうちからマルチタスクの練習を。

つらい・・・仕事が多い・・・


学期が始まるとやはり忙しい。そして、ゴールデンウィーク明けからもっと忙しくなりそうな予感。6月中旬まで息つく暇もなく、そう言っている間に8月になっている気がする。。

仕事が多いと言ったが、性格に言うと仕事の種類が多いのだと思う。

大学の先生なので、当然講義や実習がある。

講義といっても準備して授業をすれば良いだけでなく、途中の小テストなどを採点もある。他にも個別に事情がある欠席について話し合ったり連絡を取り合うこともある。

研究については本当に幅広い。自分のポスドク、テクスタ、学生の研究はもちろんのこと、予算を獲得すれば当然いろんな会議に参加することになる。ありがたいことのなのだけれど、その分、報告書や予算計画書など、事務処理は激増する。

さらに新しい研究の種を探すために、いろんな大学、研究機関、企業とのディスカッションが入る。2019年に入ってからも数多くの企業の方々とディスカッションをしている。

さらに研究が進めば学会発表したり、論文を投稿することになる。論文作成が大変なことはいうまでもないが、学会の手続きだったり、論文投稿作業、さらには掲載料の支払いなど、付随する仕事がたくさんある。自分の論文だけでなく、査読も行う。

ここまででまだ教育と研究の話であり、大学には他にも委員会がたくさんあってそれらの仕事も入る。さらには外部からインタビューなんかの仕事もあるし、高校生向けの授業なんかも入ってくる。

このように、一体いくつの仕事をしているのか、忘れないようにするだけでも大変である。まだ自分は役職についていないのだけれど、これで学部や学科の役職についたら本当に大変だと思う。

そしてもう一言言うと、これは仕事の話であり、家に帰ったら家庭のことを考えなければならない。

ということで、学生のうちからいろんな仕事を同時にこなすマルチタスクの練習をして欲しいと思っている。

講義では間に2、3回、突然クイズをやることになっている。もちろん講義に関連したことではあるのだけれど、クイズを答え、そして、講義に戻ることになる。こうした頭の切り替えの練習をして、マルチタスクの能力をアップして欲しいと思っている。

今は就活の時期なので、就活に集中している学生も多いと思う。しかし、やはりよくできる学生はそんな中でも研究を進めている。「就活はいいの?」と心配になるくらいである。

念のため言っておくが、「研究を進める」≠「実験を進める」である。就活中なので、実験がある程度止まるは仕方ないが、同じデータであったとしても先行研究の知識や解釈が増えたり、自分の研究の説明がうまくなっていることも、研究を進めたと言えることである。

そうした学生は、もともとマルチタスクの能力が高いだけでなく、就活中にもさらにその能力に磨きをかけている。社会人になってからうまくいくであろうことは目に見えている。

なので、◯◯をしているからできませんと安易に言うのではなく、ぜひ少しでもマルチタスクの練習をして欲しいと思っている。それぞれのペースがあるので、こればかりは本人に任せるしかないが、この能力が低いと将来本当に苦労するので、体調に気をつけてぜひ身につけて欲しいと思っている。

2019年4月22日月曜日

ツイートがバズるとどうなるの?

こちらは2月18日のツイート

https://twitter.com/osanai_meiji/status/1097468732463431681

修士論文発表会についてのツイートだったが、上記の通り、RT 767, ファボ 2198だった。インプレッションは今調べたら19.8万だった。

修論だけでなく、卒論やD論発表の時期で気にしていた人が多かったのかもしれない。すごく広がった。

バズったのは初めてだけれど、どうなるのかが興味深かった。落ち着いた頃に書いてみる。

1. 通知が止まらない。
これは当たり前かもしれないけれど、通知がどんどんくる。スマホが鳴る設定にはなっていないので、ツイッターを開かない限りわからないので、特に困ることはなかったけれど。「え、どうしよう・・・」みたいに焦る。。笑

2. 周りの人からバズっていると言われる。
これも当たり前かもしれないが、話のネタになる。笑い話だし、今年の卒論発表会でも紹介された。。

3. 引用RTにて、賛否両論を見かける。
すべてフォローしきれないのだけれど、引用RTで自分の意見を付加する例をたくさん見かけるようになる。今回は肯定的なものが結構多かったが、全部を見ていないので、よくわからない。

4. 広がるにつれ、批判をしてくる人が出てくる。
正直今回はそんなに多くなかったが、上のような内容ですら批判されるのだから、他の内容でバズっている人はもっと大変なんだろうなと思う。

批判をする人の特徴としては、1) もともとすべてを批判する性格 2) 日常の不満を誰かにぶつけたい 3) 勝手に前提条件をつける癖がある 4) 正義の味方になりたい 

と言ったところだろうか。1)〜4)に分けたけれど、重複する部分もあると思う。個別に書くとよろしくないので書かないが(というか匿名だったし、覚えていないので・・)、まあ、何を言っても批判から入りそうな人は世の中にたくさんいるので、接しないという一択で終了にしている。。正直、日々忙しいので、気にする余裕もない。

ただ、今回は科学的なことではないので、別に良いのだけれど、研究内容の時に、3)の勝手に前提をつけられたり、解釈をされたりすると困るかもしれない。。こういう時には公に反論しなければならないのだろう。。

5. フォロワーが50〜100人くらい増える
不思議なことだけれど、フォロワーが一気に増える。一晩で数十人くらい?増えたと思う。

6. SNSで盛り上がったからといって、特に日常に変化はない。
これが一番大事かもしれないけれど、SNSにはまっていると、そこで起きたことが一大事に思ってしまうかもしれない。それによって、自分の方針に多大な影響をおよぼすことになってしまうかもしれない。しかし、ツイッターでバズったからといって別に何も変化がない

情報が溢れている現代社会で、この程度バズったからといって、たいした変化はない。こちらは日々忙しく、世界が広い(いろいろな人と接している)ので忘れてしまうが、もしもう少しせまい世界で生きていると、一大事かもしれない。でも、冷静に考えれば、ツイッターを開かなければいいだけである。

ということで、ツイートがバズると上記のようなことが起こるが、本人すら忘れそうになる程度のことである。まあ、話のネタになるので、助かるかなくらいである。

やっぱりリアルな世界で研究や教育をしている方が面白い。

2019年4月21日日曜日

ご飯派からパン派へ

子供の頃は、朝は必ずご飯だった。たまにパンの時もあったが、基本はご飯。朝から肉を食べられる人間なので、ソーセージなどをおかずにご飯を食べていた。

しかし、子供が出来てからはすっかりパン派に。理由は簡単で、忙しくて時間がないから。。

パンだと温めて(焼いてすらいない。。)、チーズやジャムなどと一緒食べればそれで終わりである。
写真は、パンを切って、その中に切り落としのチーズを入れてレンジにかけてとろけさせ、少しのケチャップをかけたもの。。なんだかんだいって、こういうのが結構美味しい。。

健康にはご飯のほうがよいと言われるが、残念ながらなかなかできない。。子供ができると生活スタイルそのものがガラッと変わることになる。

自分は昔から朝型人間だったが、子供が出来てからさらに朝型になった。4時半に起きるのがデフォルトである。。いろいろと試して結局この形に落ち着いた。

研究室では自分の生活スタイルを見出すことも大事だと思う。社会人になる前に、各自の合う形をいろいろと試してほしい。あまりの夜型は避けることをお勧めするが。。


2019年4月20日土曜日

早くも研究室のテーマ決めがせまる。

3月から新メンバーが配属された。現在は基礎実習を進めるとともに、ゼミで先輩たちの研究進捗(PR, progress report)を聴いている。研究の進捗なので、難しいかもしれないが、新メンバーにはこの期間に、研究室のメンバーがやっていることをざっくりとイメージしてもらうことになっている。

小山内研では早くも研究室のテーマ決めが近づいている。


それまでは5月半ば頃に新メンバーのテーマを決めていた。基礎実習期間がもう少し長かった。しかし、手法をたくさんならっても結局使わなかったりして、それだったら早めにテーマを設定して、研究を進めてしまった方がよいのではないかという話になった。

そこで昨年度から4月中にテーマを決めてしまうことになった。

ただし、テーマを決めると言っても、研究テーマは常に調整をしながらダイナミックに変化するものである。やってみたら結果が出ない、あまりにも実験が大変、測定が不可能だったなど、いろいろと困難がある。そうした時に柔軟に対応することが必要である。

割と怖いのは、「自分のテーマだからうまくいくはず!」という願望が強すぎで、失敗を認められないことである。失敗を認められないとどうなるかというと、いつ進捗を聞いても「今やっています」「これからやるところです」という返答になる。「今やっている」「これからやります」というのは一見ポジティブな返答に見えるが、単に結果をきちんと考察せず、目を背けているだけの場合がある。

ということで、テーマは設定するが、どんどん変化するものなので、柔軟性を失わずに考えてもらいたいと思っている。

2019年4月19日金曜日

春学期第1週が終わる。。

春学期も第1週目が終わり、いよいよ本格的に授業や実習に入っていく。農芸化学科は勉強がすごく大変な学科なので、少しも気は抜けない。

教室によって、いろいろと講義の設備が異なるのがつらいところ。この間のブログで書いたのだれど、PCとスクリーンの接続をすべてHDMIに切り替えようと思ったら、古い教室にはVGAしかなかったということもあった。
初回授業でちょっと混乱。。

担当の学生実習はまだ安全講習や座学なので、実験はしていないが、いよいよ来週からは実験が始まる。実験が始まると、レポート課題も付いてくるので、学生は本当に大変である。。

忙しい時にはしっかり食べて、十分な睡眠が必要。昨日は珍しく3階の食堂で昼ごはんを食べた。
食堂の中本風ラーメン。野菜と麻婆豆腐が入った辛めのラーメン。濃いめの味付けで濃厚なスープだった。麺は細麺で、小麦のもそもそ感が好きな人はぴったりかもしれない。。この時期はとても混んでいるので、昨日は11時くらいに昼ごはんを食べてしまった。

教員も学生も日々忙しいけれど、こうしたささやかな楽しみを見つけつつ、勉強に研究に頑張ろうと思う。

2019年4月18日木曜日

ウェブサイトの管理のお仕事。。

ホームページの更新も大学の大事な仕事。

農芸化学科のHPは昨年リニューアルされ(というより、学科独自のHPはなかった)、非常に綺麗なものになった。
農芸化学科HP

SEOなどは特にやっていないが、「農芸化学科」と検索すれば、上位にでてくる。

Newsを手動で随時更新していて、昨日もIくんの論文のニュースを追加した。他にもテレビ出演や新聞掲載などもNewsのカテゴリーで紹介している。
News一覧

今年に入り、環境バイオテクノロジー研究室のHPもリニューアル。Wixというクラウドベースの無料ホームページサイトで作った。
環境バイオHP

HPソフトで作った時よりもだいぶ綺麗になったので満足。ただし、SEO対策をしようと思ったのだけれど、それには独自ドメインを購入しなければならなかった。。。やはり無料では甘くない。。

ということで、検索しても上の方にはこないので考え中。まあ、ツイッターや大学HP、ブログなどからリンクされているからいいかという気もしている。。別にビジネスでもないので。。

ということで、ウェブサイトの管理も重要なお仕事。。クラウドベースになってだいぶ楽になった。。農芸化学科や研究室の良いニュースをこれからも続々と発信していきたいと思う。



2019年4月17日水曜日

グラフの色や線の種類にもロジックを

ひさしぶりに論文、レポートの書き方について一言。

実験系生物学では、データが出ればそれをグラフにする必要がある。棒グラフでも折れ線グラフでも散布図でも描くことがあると思う。

これらをゼミで発表し、その後、学会や論文化していくと思う。

グラフデータを発表するために学生と議論していく。このなかで、必ず「なんでその色にしたの?」「なんで破線にしたの?」などと尋ねることにしている。

あまりにも細かい指摘でうんざりするかもしれないけれど、ゼミでも学会でも論文でも、発表は相手が理解できるためにするのであって、自分の業績のためではない(モチベーションは自分のためだけれど。。)。

発表の中で同じ色や線の種類で統一されていると相手は非常にわかりやすい。

例えば、その発表の中でグルタミン酸量を測定した棒グラフが何度もでてくるならば、「グルタミン酸量は青色」と決めておけば、読み手・聞き手は一瞬で理解することができる。

また、濃度が低いものから高いものの順で、実線、破線、点線とするなど、線の種類も統一するといった工夫もある。

少し発表に慣れた人だったら当然やっていることなのだけれど、発表を作ることにいっぱいいっぱいだと、そこまで手が廻らないことも多い。これはもちろんレポートの書き方にも通じる。
日々大変すぎるて、ついつい自分のために論文や発表スライドを作ってしまうのだけれど、大前提は相手にわかってもらうためのものである。

グラフの色や線の種類について、「なんでその色にしたの?」と聞かれてきちんと答えられるならば、一段階わかりやすい発表になっていると言っていいと思う。

2019年4月16日火曜日

初回授業でちょっと混乱。。

本日から担当の学部講義が始まった。

2限分あるのだけれど、建物が離れていて移動が大変・・。ちょっとどうにかしてほしいのだが、受講人数のせいで離れた教室になってしまっている。

教室が離れているだけならば良いのだけれど・・・設備が違う。。

今年度からPCを接続する際に、VGAではなくHDMIに切り替えようとしている。HDMIにすると、音声信号を含んでいるので、1つのケーブルの接続で済む。VGAの場合は映像しか伝達できない。

ということで、HDMIを持っていったら・・古い校舎のほうにはVGAしかなかった・・・

階段しかない教室の3階だったので、急いで研究室に戻る。。初回の授業はやはりいろいろある。

この辺の設備はぜひ統一して欲しいものだけれど、現実には難しいのだろう。。

だいたい新しいMacはUSB-Cしかないし、本当に不便。。いちいちコネクタを買わせられるし、業界団体の策略だと勘ぐってしまう。。

いずれにせよ、いよいよ講義スタート。今学期はどんな風にアレンジしようか考え中。。

2019年4月15日月曜日

環境とワクチン

昨日は、子供と公園でサッカー。気持ちのいい天気だった。

ところが、マスクを忘れてしまい、まあいっかと過ごしていたら、花粉で喉が痛くなってしまった。ヒノキの季節は喉が痛くなることが多い。ネットなどで調べると、ヒノキによって、喉の痛みを訴える人が多いらしい。自分もそのタイプである。

普段はアレルギーの薬とマスクでそれほどではないが、こうして症状が出てくると、その大事さにやった気づく。こうした感覚は、環境問題やワクチンの問題に影を落としているのではないかと思う。

ワクチンについては、反対派が根強いらしい。自分がかからなければいらないので、そのありがたみはわからない。しかし、たまたまかからなかったかもしれないし、そもそもかからなかったのも周りの人がワクチンを接種しているからかもしれない。

しかし、自分がかかってみないとそのありがたみを実感できないのではないかと思う。病気が治ると感謝されるが、病気にならないと誰も感謝しないのである。

環境問題もこれと同じで、現時点では資源もあるし、二酸化炭素濃度が上がったからといって生活できないわけではない。ゴミ問題もまだ捨てる場所はある。まあ、外国に捨てているだけかもしれないし、海に流れてマイクロプラスチックになり、とっくに体内に入っているかもしれないが。

こういう分野は、「うまくいくと誰も気づかない」のが難点である。誰も気づかないので、研究開発などはいらないのではないか?と思われてしまう。

環境技術開発にそれほど力が向かないのは、実感があまりないからではないかと思う。きれいな日本に住んでいると、解決したのではないかとすら思ってしまう。

しかし、実際には資源を高いお金で買っているのが日本であるし、ゴミ問題なども目をそらしているだけではないかと思う。

一刻も早くすごい技術を開発したいところだけど、研究はそんなに早くは進まない。幸い自分は持続的に研究できる身分になったが、そうでない人も多いと思う。

継続的に環境技術の研究を続けることに理解をと言いたいところだけれど、上記の理由からなかなか難しいと思う。

頑張って稼げる技術を開発しながら研究を続けるしかないだろうか。非常に難しいところである。


2019年4月14日日曜日

3ヶ月ぶりのアクセス数発表

3ヶ月ぶりにアクセス数を発表。前回が1/10なのでほぼ3ヶ月。
2019年1月10日までの各ブログのアクセス数は以下の通り。

「環境バイオテクノロジー研究室の講義ファイルと研究アーカイブス」
https://environbiotechnology.blogspot.jp/
アクセス数 72,660(3ヶ月前が57,217)

「明大の先生が朝の35分間でバイオ研究にVRを導入してみるブログ」
https://biovrmeiji.blogspot.jp/
アクセス数 3,566(3ヶ月前が3,277)

「大学教員が綴る37.5℃の育児体験談」
https://ikuji99.blogspot.jp/
アクセス数 6,077(3ヶ月前が5,577)

「小田急沿線グルメ〜駅から半径18km〜」
https://odakyugourmet.blogspot.jp/
アクセス数 5,440(3ヶ月前が4,908)

メインの環境バイオブログがだいたい1ヶ月で5150アクセスという計算。これまで通りと同じ感じ。他のブログは・・・・全然更新していない。。月1くらい。。

メインブログはだいたい1日100〜200アクセス。結構読まれているなあという感想。新学期に入ったし、なんか新しいカテゴリーでも作ろうかな。と考えても、忙しくなって途中で挫折することも多い。今年はゴールデンウィークが長いので、そこで何かをするかもしれない。

今年度も各ブログをよろしくお願いします。。


2019年4月13日土曜日

そして講義が始まる。

今期の授業がスタートしている。自分が担当する2年生の分子生物学と3、4年生の生命システム工学はまだ来週。ひさしぶりだと機器の不具合などがあってばたばたするのだけれど大丈夫だろうか。。

学生実習も来週から本格的にスタート。こちらも最初は講義からスタートする。実験はタンパク質関連の技術を学ぶ。

硫安沈殿にBCAのタンパク質定量、そしてSDS-PAGEにウエスタンブロッティングを行う。ブロッティングまで行うのは結構珍しいのはないかと思う。

また、電気泳動の待ち時間には、モル計算の問題を解くという課題がある。モル計算をきちんと理解していないと、研究室に配属されてから大きなミスをしてしまう可能性があるので、2年生の実習と3年生が多く受講する生命システム工学でモル計算の確認テストを実施するようにした。去年から始めたことである。。

ということで、基本は同じだけれど、今年もマイナーチェンジがあるかもしれない。。来週からがんばろう。

2019年4月12日金曜日

昨日は農学部歓送迎会。

寒い・・・このところの寒さはなんなのだろう。おとといは一番厚いコートを着てしまった・・

昨日は、今年度初めての教授会。そして、そのあと、農学部歓送迎会となった。

農学部の歓送迎会は、新百合ケ丘のホテルで行われる。2年くらい前から会場が代わり、新百合ケ丘になった。それまでは登戸で行われていた。

参加も5回目なので、すっかり慣れたもの。今年はあまり入れ替わりはなく、来年はなんと誰も入れ替わりがない予定である。自分も含め、最近はかなり入れ替わりがあったので、珍しいことだと思う。

会場はバイキング形式。タイ風カレーがとても美味しかった・・・(カレーの話ばかりしている)。しかし、写真を全く撮っていないというブロガーにあるまじき杜撰さ・・・

会場には、農学部オリジナルの「黒川農場」という焼酎があった。
https://www.meiji.ac.jp/agri/kurokawa/news/6t5h7p00000ui37x.html
文字通り、明大が誇る最新鋭の農場である黒川農場で作られたいも焼酎らしい。黒川農場はいろいろな作物を作っていて、この間は研究室メンバーでイチゴを食べた。農場というと古い建物に畑というイメージかもしれないが、ここは全く違う綺麗な場所である。

帰りはとても寒い。今日もかなり寒いみたいなので、みなさま風邪をひかないように。講義・実習もはじまったので、いきなりつまずかないようにしなければ。。


2019年4月11日木曜日

実験ガイダンス終了。危険なものを扱うプロに。

昨日から授業がスタート。環境分析実験はほとんどの2年生が受講する実習である。。

昨日はガイダンスなので、各先生のプリントを配ったり、前の学期のレポートを返却したり、安全講習のビデオを見たりしていた。

一学年全部が受講するので、プリントを配るだけでも大変。レポートの返却は自分のものを探すので、レポートの返却を合わせて行おうとするとそれだけで20分以上かかってしまったりする。ということで、途中で切り替えて、レポートは帰りに取ってもらうことに。大人数が受講するものは、こういう配慮も大変である。

実験では何と言っても安全が第一。昨日A先生がおっしゃっていた「危険なものを避けるのではなく、危険なものと認識して、きちんと取り扱えるのがプロフェッショナル」がとても心に残った。

仕事をしていけば、薬品、機械など、人身事故につながるような危険な作業もある。こういうのをきちんと認識した上で取り扱えるのは確かにプロだと思う。

前に所属していた研究所では、某研究員が勝手にフッ酸(フッ化水素、HF)を購入して足元に置いていたということがあった。半導体などの製造に用いられる薬品である。

フッ酸は、触ると死ぬと言ってもいい薬品である。指などが壊死してしまう薬品で、事故もいっぱいおこっている。こんなものがふと足元に置かれており、大騒ぎになって業者に引き取ってもらった。少し使ったみたいなので、使ったと思われる場所を徹底的に掃除をするということもあった。

さすがに学生実習ではここまで危ないものは使わないが、電気泳動などの一般的なものでも高電圧ではある。どこに危険が潜んでいるかわからない。タンパク質の電気泳動で使うSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)は、強い界面活性剤で吸い込むと肺や気管支を痛めるので、粉を定量する時はマスクをすることが基本である(実習では溶液になっているけれど)。

こういう危険を認識することはとても大事なので、安全に知識と技能を身につけてほしいと思っている。

2019年4月10日水曜日

今日は雪?!

ガイダンスが始まっている明治大学。桜もさすがにそろそろ散り始めているだろうか。八重桜はまだまだ満開。昨日は良い天気で、キャンパスは非常に綺麗だった。

今年は、桜が咲いてから寒い日が多い。今日は雨か、ひょっとすると雪かもという予報になっている。最高気温が数度ととても寒そうである。

関東の平野部は雨の予報だが、たまに生田に行くと雪であることがある。

明大のキャンパスは、坂を登ったところにあり、建物でなんと5階分くらい登った丘に立っている。このためか、ほかは雨なのに、キャンパスだけ雪が降っていることがあって、びっくりすることがある。

春はコートの片付け時が本当に難しい。今日は一番厚手のコートだろうか。寒暖差が激しいので、体調にはご自愛ください。。

2019年4月9日火曜日

本日から研究室のゼミがスタート

今週から研究室のゼミもスタートする。

研究室のゼミは2通りに分かれていて
1. PR(Progress Report)、研究の進捗報告
2. 論文ゼミ、その名の通り、論文を1つ選んで報告

が主なゼミになっている。このほかに、学部生は、3年生だけのゼミ、4年生だけのゼミがある。全体だとなかなか話しにくいこともあるので、学年だけで気軽に話し合えるゼミもある。

人前で発表して、質疑応答をすることは、とても重要。サイエンスの世界に限らずどんな場面でも必要になるので頑張って欲しい。。

毎年学生たちと話し合って、少しずつゼミの形を変えている。以前は3年生だけで、日本語の簡単な分子生物学の教科書のゼミがあった。しかし、研究と少し外れることと、自分が分子生物学を担当するようになったので、去年からそちらを減らして、進捗報告を増やすようにした。今年も同様にする予定である。

現在の予定では、はやくも4月下旬に新メンバーの仮テーマを設定する予定。ゼミで先輩たちの内容を聞いて、自分で判断していくので、この時期のゼミは結構大事になる。

今年はどんなチーム構成になるか、みんなワクワクしながら待っている。。うまく力が発揮できるように、配置を考えるのがPIの大事な仕事。さて、どうなることやら。

2019年4月8日月曜日

今週から授業開始。

明治大学では、今週から授業が開始される。

最初の1週間はガイダンス週間になっていて、1回講義などを受けた後、変更することができる。なので、1回目の講義はあまり内容を進めることができず、どういうことをやるかの説明になる。

とはいえ、3年生以上の講義となると、事前にだいたいわかっているので、ガイダンスなしで進めてしまいたいなと思っているところ。せっかく朝来たのだし、本当は授業を進めてしまいたいのだが・・・。

講義によっては150人くらいのものもあるので、プリントを配布するだけでも大変。考えないと時間が無駄になってしまう。

2年生の講義は、必修である分子生物学を担当。例年と大きく変わるところはないけれど、テストに記述を作るかどうかを悩み中。途中に2回ほど小テストをやるのはおそらく変更なし。

3年生の生命システム工学も、大きく変更はしない予定だけれど、アレンジはする予定。英語動画を使ってリスニングの練習をしているのだけれど、「英語の勉強をしたかった!」という感想を書く学生は少なくない。特に就職などにダイレクトに響いてくるかもしれないので、今期も続けたいと思う。

昨日は入学式、父母見学会もあり、晴天で最高の気候だった。カレーも食べて元気いっぱい。今週からいよいよスタートである。。

2019年4月7日日曜日

本日は明治大学入学式

本日は、明治大学の入学式である。
https://www.meiji.ac.jp/koho/news/2019/entrance-ceremony.html


明大は10学部に大学院、専門職大学院がある総合大学。日本武道館で入学式が行われるが、一度に入学式を行うことができない。なので、2部制になっている。

ガイダンスなどですでに新入生はキャンパスに通っているのだけれど、実際には今日が入学式である。

入学式の後は、各キャンパスで父母説明会がある。父母に向けてカリキュラムやキャンパスを紹介するというものである。ツアー形式で希望する父母に対し、キャンパスを案内するイベントもある。

例年は平日だったのだが、今年は日曜日。人数が読めないのが少し大変。各キャンパスでの紹介やツアーの参加者はどれくらいだろうか。部屋に入り切るとよいのだけれど。

1年生にはこの間顔見せしたが、自分が接するのは農芸化学というオムニバスの授業が最初。その後、秋学期(後期)には環境化学実験があるが、本格的には必修IIの授業である分子生物学が始まる2年生から。

農芸化学は、入学する時点では食品の研究、進路を希望する学生が圧倒的に多い。いろいろと勉強していくうちに、進路が少しずつ変わってくる。今年の1年生は、どれくらいうちの研究室に興味を持ってくれるだろうか。

いうまでもなく、興味を持ってくれるかどうかは、教育、研究、そして情報発信を頑張るかに寄るので、今年度もこれらをいっぱい頑張りたいと思う。

2019年4月6日土曜日

研究室も第2期に移行。責任著者論文の本数を数えてみる。

4月から新年度。小山内研は5年目に入った。丸4年間が過ぎたことになる。

研究室のメンバーも新しくなり、今週の日曜日に研究室ホームページも刷新した。

今年度のメンバーは全部で22人。
准教授の自分に、ポスドク1名、テクスタが新たにIさんが加わり3名となった。
博士前期課程(修士課程)が3名で、学部学生が14名である。前にも書いたけれど、男女比はちょうど1:1。バランスの良いメンバーである。。

3月で研究室の第1期生がすべて卒業し、研究室も第2期に移行したという気分。

ここまで学生の論文もいっぱい出版され、とても喜ばしいことだと思う。昨日もM2のIくんの論文がアクセプトになった。

これまでちゃんと数えていなかったが、これで2015年4月以降に自分が責任著者になった論文は15報になった。その他に、筆頭著者論文が2報英語総説(著書)が2報である(数え間違えていなければ・・)。

明大に着任以降、授業や実習に大学のお仕事、研究関連の仕事もあり、過ぎ去ってしまえばあっという間の4年間だった。大変だったけれど、とても密度が濃くて充実していた。明大に赴任できて、本当によかったとしか思っていない。。

それにしても、新しく着任して、かつ、私立大学で助教とかはいないので、そんな中ではまあよく頑張って論文を書いているのはないかと思う。

ただ、満足はしてはいけないと思っており、常にさらなる高みを目指したいと思っている。JST-ALCAは実用技術化を目指しているし、ジャーナルのランクも上げたいと思っている。

ということで、だいぶ大学の仕事のペースもつかめてきたので、これからも継続的に頑張ろう。。もちろん、休暇もしっかり取りながら。今年はどんな年になるか楽しみである。。


2019年4月5日金曜日

新年度1発目のアクセプト! 2代目エースは任せた。

論文を国際誌に投稿すると、多くの場合外国の研究者が審査をする。最終的にはEditor(エディター)が論文の採否を判断するのだが、多くの場合時差のため、こちらが寝ている間に判定が来ることが多い。

ということで、今朝起きたら論文アクセプトの返事が来ていた!

やはり論文のアクセプトはすべてを癒してくれる。

今回の論文は、M2になったばかりの伊東くんが筆頭著者。B4でこの間卒業した小山くんも貢献している。

伊東くんは、これで筆頭著者3報目である。すべて国際誌でフルペーパー。速報誌やレター(短い論文)ではない。M2になったばかりでこれはとてもすごいことだと思う。

この3報目もすんなり通ったわけではなく、たくさん追加実験をして論文を書き直した結果である。。エディターも知らない人だし。。

よく話題になることだが、論文は自分で書いている。僕は添削しているだけ。そしてクオリティも高いので、添削はとても楽である。。

もう次の研究に取り掛かっているし、すばらしく順調である。ということで、小山内研2代目エースは任せた!!次はトップジャーナルに書いてくれるといいな。。。

いずれにしても、おめでとうである。。

2019年4月4日木曜日

内定後が鬼門。

昨日は4年生の新年度ガイダンス。4年生なのでそれほど言うこともないかなと思ったのだけれど、1つだけこれまでの経験を述べておいた。

大学院進学をする4年生は研究に専念できる時期ではないかと思う。一方、就活をしている4年生は、いままさに就職活動の本番の時期であると思う。

これまでに学生を見ていて、就職活動後に意外と問題が発生することがある。

就職活動で気が張り詰め、内定をもらってもちろん嬉しいのだが、そこで気が抜けてしまい、それから大学に来れなくなることがある。

これまでの学年を見ていて、4年生で内定をもらい、休んだ後、ゼミ以外研究室に来なくなってしまう学生が少なくない。

しばらく研究室に行ってなかったので、何をしていいかわからないし、そもそもなんとなく大学や研究室に行きづらくなっているようである。その後、バイトや内定先企業からの課題をこなしているうちにあっという間に4年生が終わってしまうというパターンがある。

教員側からすると、実に勿体無く思っている。

せっかく学費を払っているのに、4年生は就活とバイトがメインになってしまっては、大学生活の4分の1を外で過ごしてしまったことになると思う。

研究室では研究者にならずとも学べることはたくさんある。その機会を逃してしまうことになるので、とてももったいないなあと思っている。

ということで、内定後はしっかり休んで、ぜひ研究に復帰して欲しいと願っている。ゼミなどでもちろん来ることになるのだけれど、せっかく理系の学科に入ったのだから、ぜひ実験をして欲しいと思っている。


2019年4月3日水曜日

新入生ガイダンスであいさつ。

昨日は新入生ガイダンス。農芸化学科には156名(予定)の新1年生が入学した。とてもおめでたいことである。。


156名のうち、およそ100名が女子。すなわち、2/3が女子という比率である。理系にしては驚きの比率ではないかと思う。

農芸化学には微生物や環境、化学があるが、特徴的な分野が食品である。食品の研究開発職に就きたいという女子が多いので、このような比率になっている。もちろん、入学してからいろいろと進路希望が変わるのだけれど。

自分の新入生への挨拶では、ツイッターやブログについて触れるのは相変わらずである。。。とはいえ、昨日も述べたように、単に遊びだけでやっているわけでもない。

レポートの書き方のカテゴリーもあるように、添削していてよくあるミス、改善した方がよいところなどを記載している。こういう情報を仕入れたどうかで点数に差がつき、希望の研究室に配属できるかどうかがかわってくることはいうまでもない。

なので、積極的に情報を掴んでいって欲しいと思っている。今年はどんな個性が入ってきたかとても楽しみである。。


2019年4月2日火曜日

毎年恒例の花見

昨日はランチタイムに毎年恒例の研究室の花見を行った。

今年でもう5回目。時が過ぎるのは早い・・ついこの間新任教員として着任したところだと思っていたのに。


生田キャンパスの桜はなかなか見事。昨日は一番建物に近いところの桜が八分咲きくらいだった。

生田キャンパスの桜は、木によって咲く時期が大幅にずれていて、長い間桜を楽しむことができる。今年は開花してから寒い日が続いているので、卒業式にも入学式にも咲いているかもしれない。

昨日のランチタイムは寒かったので、30分間くらいで、研究室に引き上げる。それでも新メンバーの新3年生7名と、テクニカルスタッフIさんの歓迎を兼ねた花見は、新しい季節が来たことを印象づけてくれた。

昨日は令和という新しい元号も決まったし、新年度の初めでなかなか忙しい日だった。研究相談もしっかりできて、とても充実した日だった。。さあ、研究も教育もガンガン進めよう。


2019年4月1日月曜日

小山内研HPをリニューアル!・・するかも。

ずっとリニューアルしたいと思っていた研究室のHP。
これまでの研究室のHPがこちら。
http://www.isc.meiji.ac.jp/~tosanai/site0001/pg155.html
うーん、4年も経つとなんかいまいち・・・。そして、なにより、PCにインストールするホームページ作成ソフトが使いにくい。
ワードのように直感的に文字などを打ち込むことができない。また、画像の配置もすごく難しくて、ずれる。そしてしばらくすると、ソフトがアップデートされ、なんとアップデート版への移行は動作保証されていないという。これでは使えない。


とりあえず、有名なWixという無料でできるホームページサイトで作ってみた。
https://osanaimeiji.wixsite.com/website
かっこよさはまあ変わらないかな。作りやすさは段違いに楽。そして、クラウドなので、どこからでも作業ができる(前のソフトは2つのPCのみインストール可能)。

ということで、こちらに移行するかもしれない。大学など、関係各所に連絡をすることになるだろう。うう、、面倒。。

それでも、懸念だったHPが少しましになって、ちょっとすっきり。FAQなども充実させていく予定。英語版も作らなければ。。