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キリンビール株式会社吉田先生にお声をかけてもらい、先生が座長を務めるシンポジウムでの発表であった。聴衆は200人を超えていた。シンポジウム参加者は350人だったそうである。
たしか4年前に開催されたメタボロームシンポジウムでも発表をした(6年前だったかもしれない。。)。
その時の印象とは全然違う。。
少し前のメタボロームのシンポジウムというと、メタボローム技術の進展を報告することが多かったように思う。キャピラリーをこれこれこうすることで、分離能がよくなりました・・などが多かったように思う。
また、メタボロームのデータにしても、ヒートマップや統計解析などがあっても、クリアになんらかの結論を出せることがなかなか難しかった印象がある。
ところが今回参加してみて、驚いた。
メタボローム技術の発展に加え、最近のインフォマティクスやデータサイエンスの発展もあるかもしれない。はるかにデータが蓄積しており、きっちりとした結論が出ている研究が多かった。
また、大学や研究機関、分析メーカーだけでなく、製薬会社、食品会社、電機メーカー、化学メーカーなどなど多種多様な企業が参加していた。メタボロームが広がってきた証拠だと思う。
前に参加した時は、参加者は200人にみたなかったのではないかと思う。今回は参加者が予想を超えて増え過ぎてしまい、急遽外にサテライト会場を作ったそうである。いまどきこんな研究会はなかなか聞いたことがない。
ご発表された方々のレベルもとても高く、めちゃくちゃ面白かった。いや、こんなすごい方々の中で発表の機会を与えていただき、本当に光栄であった。自分の研究についてもとても素晴らしい意見をたくさんいただいた。また、企業の方々ともたくさん知り合いになった。
食べ物も美味しかったけれど、それはまた別の記事で。
今回のメタボロームシンポジウム、信じられないほど有意義だった。本当に感動。すばらしかった。
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