そう、教員なので、一番ディスカッションをするのが結果である。実験結果が出れば、必然、教員と話すことになる。
学生と結果を話をするが、学生側もディスカッションのためにどんどん進歩していく。
どのように進歩していくかというと
1. 実験ノートや実験材料をそのまま持ってくる。そして、結果を見せて「どうですか?」と、相手に考えさせる。
↓
2. 実験ノートや実験材料にラベルや書き込みをして、相手がわかりやすくする。どのような結果が出たかを自分で説明する。
↓
3. 実験結果に加え、細かい実験条件などを合わせて説明する。また、実験回数や前回との実験結果の違いを説明する。自分の考察なども説明する。
↓
4. 実験結果に標準偏差や検定を行ったデータを見せる。
また、データを自分なりに処理したグラフも創出する
例1. データを乾燥重量あたりに直すべきか、培養液量あたりに直すか考える
例2. 複数の物質の量が得られたら、物質間の量や割合、相関係数を算出する
また、実験結果を踏まえ、次の実験を提案する。
ということで、今回はテレワークなのだが、実験をしなければ結果がないというのは大間違いである。
結果を話すとだんだんに実験ノート→エクセル→パワポとなっていく(もちろん、実験ノートの生データを見るのは大事)。このステップを踏むと、結果をディスカッションするために持ってくるものが、だんだんと実験ノート→エクセル→パワポとなっていく(ただし、実験ノートの生データを見るのはとても大事)。
こういう機会に、自分の実験結果を見直して、上記のことがができないかを考えて欲しい。
No. 4に続く。
大学教育テレワーク版を連載中。クリックのご協力を!

大学教育ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿