2018年3月6日火曜日

美味しいものを食べることは研究に必須。

身もふたもないタイトルのブログ記事。忙しい年度末なのでゆるい話でも。

仕事でもそうだし、すでに研究室に入っている学生もそうだろうけれど、研究には終わりがない。例えば論文なんかが一つのゴールになるのだけれど、論文がアクセプトになるまでには年単位の時間がかかるし、アクセプトされたころには別の研究がスタートしていて忙しい。

目覚ましい成果を求めれば求めるほど、休まずに働いてしまうことがある。オンとオフの切り替えはとても難しい。自分自身も暇があるとパソコンに向かってしまう。しかも最近はスマホでも一部の仕事ができるようになってきているので、ますます仕事・研究のオンオフの境目が曖昧になってしまっている。

大学院生時代は、土曜日、日曜日、祝日と基本的にはすべて研究室に行っていた。研究室の学生には言っているのだけれど、「この行動は完全に間違い」だった。

休まないと判断力が鈍ってしまい、早く結果を出したい気持ちだけで実験をしてしまう。その結果、やらなくてもよい実験をしてしまったり、失敗の原因追及が甘いままに次の実験操作に入ってしまったりしていた。そうすると、当然実験をした割に実験結果もあまりでないし、体も心もどんどん疲れていった。結果がでないと、休みづらくなるというさらなる悪循環に陥ってしまったことがあった。

冷静になって、今から振り返れば簡単に反省できるのだけれど、毎日毎日実験をして疲れ切っている頭では冷静な判断ができなかった。苦い記憶の一つである。

ということで、必ずストレス解消法を備えておくのが、研究室でもそうだし、社会人でも重要なのだと思う。当たり前すぎるこんなことも、疲れていると忘れてしまう。

間違いのないストレス解消法の一つが「美味しいものを食べる」だと思う。美味しいものが嫌いな人はいないだろう(いたら、疲れ切っているのではないだろうか・・)。


こちらは今年の環境バイオテクノロジー研究室の忘年会で出た生ハムサラダの写真。その後の写真は撮るのを忘れたので、これしか残っていない💦。



こちらは別の記事でも触れたお祝いの焼肉パーティの写真。焼肉ってがっつり食べた感があって、印象に強く残る。。たまには行ったことのない場所、行ったことのないレストランに行くもの大事だと思う。放っておくといつも同じレストランなどで同じようなものを食べてしまうことがあるけれど、ストレス解消には違う場所に行くことをお勧めする。

研究室のイベントは数が限られているので、少人数で行ってもいいだろうし、一人で行ってもいいと思う。一人で行くと食べ方などをあまり気にしなくていいので、それはそれで楽しい。気の向くままに行動してみるのが、楽だと思っている。

このように美味しいものを食べて休憩するのも、仕事の一環であると研究室では伝えている。「休まずずっと頑張る」なんて不可能だし、効率が下がるだけである。休みすぎてもよくないのはもちろんなので、そのバランス感覚を身につけるのも研究室での大事な訓練の一つであると思っている。

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