仕事とは、説明責任を果たすこと。
これが研究室で学ぶことだと思っている。
別に難しい話ではない。
大学の授業が終われば、進めることは人それぞれ。進路もひとそれぞれ。会社に入ってもそれぞれの仕事を進めることになる。チームで進めるものでも、個人の分担はある。
自分がどういう方向で、どんな仕事をして、どんな結果を得たのか。その後、またどういう方向で仕事をするのかなどを周りに説明する必要がある。
仕事で難しいのは、正解がないことである。
これでいいのか?と誰かに聞いても、その人だって正解を知っているわけではない。なので、その時々で最善の選択肢を選んでいくしかないのである。
そんななか、まずは自問自答を繰り返す。
自分の仕事を説明したら、こんな質問が来る。それに答えられるかをひたすらに考える。これが自分が日々やっていることでもある。
もしも、うまく説明できなかったり、答えられないようだったら、あまり最善の選択をできていないことが多い。なので、これがまずは第一関門。
次に周りの人に説明してみる。そして、質問に答える。これが第二関門。
これらを突破して、やっと世の中に出せるが、それも成功するかどうかはまだまだ未知数。それでも、最初の2つの関門を突破しなければ、世の中には自分の仕事を出すことができない。
こうしたことは研究室で学ぶのだけれど、教員である自分もひたすらにこの作業をしている。今日も明日もこの作業を続けている。
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